|
私の『坂の上の雲』本は、どうやら散歩がお好きだ。
全然、探しているわけでも目指しているわけでもないのに、 作品ゆかりの地に、持っている人を引っ張っていく。まさにガイド本。
私は、日露戦争の陸軍の全部隊の司令官の墓参りをするはめになった。
で、その本を貸したのね。 司馬遼太郎を初めて読む人に。
その人は出張に持っていって、そこから一巻目を読み出した。 帰ってきて、Wikipediaで見て、後追いで気がついた。
出張先は奈良県の葛城市。 訪れるのは初めて。 そこは司馬遼太郎が幼少期を過ごし、一説には歴史への興味をはぐくんだとされる土地だ。
よりによって、その地で司馬始めって・・・。
私の持っている『坂の上の雲』は、50過ぎのオヤジに無期限で借りているモノなんで かなり年季は入っている。
小説に込められたたぎる想いが紙に写ってしまって、 いわゆる何か憑いた本になってしまったんじゃないかしら。 お散歩程度であるうちは楽しいのでいいのですけれど。
他の人でも試したいなぁ。
alain
|