−美翔's Diary−


2014年05月19日(月)
凛:子宮蓄膿症発症〜完治まで4

2014年05月19日(月) 01時32分35秒

術後4日目・5日目の凛たん。

術後4日目の17日は…朝・昼・夜とフードをお口の奥に入れて飲み込ませて、合計で30粒食べてくれた。
お水もいつも通り飲んでくれて。
相変わらずフードは自分で食べてくれないんだけど(ぁぁ)、合間を見てオヤツを差し出すと喜んで食べてくれる。

その後、大きな前進があった。
この日までは、あんよにチカラが入らず…頑張って立ち上がろうとするんだけどストンと腰を落としてしまう状態で…おちっこも腹這いになったままの体勢でしてたんよね。
でも、本人に歩こうとする意思があるのは解るから、自力で立ち上がったらリハビリを兼ねて両手で下半身を支えてあげて凛が行きたい場所まで歩行を介助してたんだけど…トイレに辿り着いてもそれまでに体力が尽きてしゃがむ事が出来ずに…って感じで。
だけどこの日は、お昼過ぎにサポート無し(転びそうになった時の為に美翔も後ろをついて歩いてたけど)でおトイレに行って、しゃがんでおちっこをしたの!
そのあと、少し移動してお水の場所まで行って自分の意思でお水を飲む事も出来た♪

一旦、そんな感じで動けるようになったものだから一生懸命1人で立ち上がって、美翔の部屋ん中や隣の部屋のパトロールに行ったり、桜をクンクンしに行ったりも(笑)
ンマー…生まれたてのバンビちゃんみたいにプルプルしながら立ち上がってヨタヨタ歩く状態だから、転びやしないかとヒヤヒヤして目が離せないんだけどねーι

獣医さんには、"体力が回復すれば歩けるようになる"って聞いていたけど…快復を信じてはいるものの、もしかしたらこのまま歩けないのかな…なんて考えてしまう事もあって、ネットで寝たきりのわんこの介護の方法を色々と調べたりもしてたんよね。
まだ毎回完璧におトイレに行けるわけではないし、お水も決まった量を時間毎に飲ませなきゃいけないから介助が必要な状態である事に変わりはないけど、でも、歩く様子を見られた事で不安が少し和らいだかな。

そのあとは…凛の様子を見ながら、留置針が刺さっている部分に巻いてある包帯と、お腹の傷を保護している腹巻を避けて全身の被毛を短くカットしてあげた。
病気になってから腹這いの体勢でおちっこしてたから、いつもあんよの被毛が吸い取っちゃう感じで…。
具合が悪い間はちょっとした事でもストレスになるんじゃないかと思って、お尻周りとあんよをウェットティッシュで綺麗に拭いてあげる事が精一杯だったんだけど、あまりに長引くとかぶれたりするんじゃないかと思って。
ずっとお手入れ出来なかったから、身体全体の被毛も縺れてる部分が多くて皮膚にも負担が掛かるだろうしね。
まだ当面はシャンプーもしてあげられないし…。

短くカットした凛たんは、あれ?凛たんてばスムース・コートのチワワちゃんだっけ?な状態に(笑)
ちっちゃい身体が余計にちっちゃくなった…けど、本人もスッキリした!って表情に見えるよv
取り敢えず風邪を引いたら元も子もないので、春になってから仕舞い込んだ洋服をまた引っ張り出してきて着させてるのん。

体調的に随分ラクになったのかな…と窺える事も増えて来た。
最初の頃はうつ伏せ寝ばかりで、寝返りを打つのも儘ならない状態だったから床擦れしないように定期的に身体の向きを変えたりしてあげてたんだけど、あんよにチカラが戻りいつもの寝相の悪さもチラホラと(笑)
眠ってる時の呼吸の音に異変を感じる事も無く、"心配で仮眠も摂れない"という状況は脱したかな。

術後5日目、18日の朝。
いつもフードを食べさせる時に、ふやかして重湯状にしたものをスプーンで口許に運んで食べ具合を見てから、結局あまり食べてくれなくてお口の奥に固形フードを入れるんだけど、今朝はちょっと失敗して、ペペッと吐き出されちゃったんよね。
ところが…"あーあ、凛たん、ゴハン要なないの?食べたくないの?"って聞きながら、そのフードをお鼻に近付けてみたら…なんと、自分の意思でぱくっと♪
でもまたペッて吐き出して、すぐにお口に入れて…を繰り返してたけど、最終的には咀嚼して飲み込んでくれた!
続けざまにフードをもう1粒見せてみたら、今度は躊躇う事なく咀嚼してごっくん。
様子を見ながらまた1つ、また1つ…と与えてみると、朝だけで15粒も自分の意思で食べてくれたよ(*^^*)

んで、午前の診察時間になって病院へ。
この前の診察時よりもまた元気になったね、と看護婦さんが声を掛けてくれた。
綺麗にカットして貰ってサッパリしたねーってv

診察室に入って先ずは検温。平熱に戻っている事を確認、心臓も肺の音も正常、目の充血も治まってきているとの診断を貰って…もう点滴の必要はないとの事で留置針を外す事に。
緊急手術の時、左腕の皮膚を切開して直接血管に針を刺したとの事で、その傷跡やテープで留めてあった部分がかぶれて痛々しいけど…凛たんもこれで少しは動き易くなったんじゃないかな。
"一時は本当に危ない状態でしたが…奇跡的に、順調に回復しています"っていう獣医さんの言葉が嬉しかった。
"凛ちゃんの、生きようとする力が強かったんですね"って。
勿論、凛が小さな身体で一生懸命頑張ってくれたのもあるけど、先生の懸命な処置のお蔭で此処まで回復する事が出来たんだよね。
8年前に虹の橋を渡ったルナの時もそうだったけど、不安になって何度か電話で質問しても診察時間外でも親身になって話を聞いてくれた事で美翔自身も落ち着いて対処する事も出来た。
質問攻めや度々電話するものだから、先生にとってはさぞ迷惑な患者家族だろうと思うけd(ぁぁ)
うん。其処は大人として、感謝の言葉と謝罪もちゃんとしておいた(笑)

あとは、お腹の傷と腕の傷の消毒・お薬を塗布、其々の傷口を保護する腹巻やガーゼを替えて貰って…る最中に、命の恩人から必死で逃げようとする凛たん(笑)
困った状況だけども、それも元気が出て来たからこそなんだと思うと凛の身体を支えながらも嬉しくてついニヤニヤしてしまう(怪)

診察が終わったあとはお薬を貰って帰路に。次の診察日は21日。
まだ悪い菌が残ってる可能性もあるから、全部やっつける為に飲み薬はもう暫く続けなきゃいけないのよね。

帰宅後は、少し休ませてからお昼ゴハンを食べさせようと…また自分で食べてくれる事を期待して固形フードを見せてみたけど、プイッとされた(ガクリ)
ふやかしたフードもダメだったから、またお口の奥に入れて食べさせて。
お水を飲ませる時間の間隔は少し長めにしても大丈夫になったのと、おちっこも毎回ではないけど何回かおトイレに行って出来るようになったからシートを換えたりあんよを拭き拭きする頻度も減って、美翔も少しラクになった。

また、"ウンたんちたよ!おちっこちたよ!褒めて!撫でて!"って嬉しそうに走って来てくれる日が待ち遠しいな。

夜ゴハンは4粒自分で食べてくれたかな。残りはまたプイッとされ…orz
"厭だって云ったら厭なの!"とウチのコってば結構強情なもので、フードを口許に持っていくと右を向いたり左を向いたり上を向いてみたり…挙句の果てには顔を伏せて隠すw
暫く攻防が続いたけどダメそうなので、またお口の奥に入れて飲み込ませたよ…(遠い眼)

まァこれも、元気が出て来た証拠よね。
一時は本当にチカラがない状態で、されるがままだったんだもん。

さて、もう少ししたらお水飲ませなきゃだし、それまで寝顔眺めてニヤニヤしたりクンクンしますかv(やめれ)

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