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2007年02月01日(木) 夫の兄の妻の母親の葬儀には参列するもの?

題名:時間があまりありません。教えてください

義兄嫁の母が今病気になりあまり長くないそうです。
義兄一家とは交流はありますが、義兄嫁の家族に会ったことはありません。
(旦那は義兄夫婦の結婚式の時に一回会ったそうですが)
義姉は義兄嫁とは元々友達だったこともありお葬式に参列すると言っていますが、
私たち(私と旦那)も行ったほうがいいのでしょうか?
旦那は有休も取れないのでいく必要はないと言っていますが、義母は行った方がいいと言います。

もし参列するのであれば私の持ってる喪服は小さくなってしまったので用意しないといけません。

用意しておけば?と思うんですが、兄弟が入院してお金の余裕がない今、
喪服を用意するのも大きな出費になってしまいます。
やはりそれでも準備はしておいたほうがいいのでしょうか?
参列すべきでしょうか?




お葬式を何度も経験し、(はーヤダヤダ ><)
去年、teaの父親を失い、
今年の始めに仲間の父親が亡くなってお通夜をどうするって話をしたばかりなので、
結婚をしている以上、必ず喪服は持っているべきだと思いました。
ってか、結婚していなくても、事務の女の子は対会社の方の葬儀に参加していたし、
学生は学校の制服で良いけれど、学生服を着ない年齢になったら、礼服は持っているべきだと思ってお返事を書きました。

【夏海】
結論から言うと、私の場合は、

私の妹の夫の父親が亡くなった時に、
田舎の葬儀なので、妹のサポートの意味も含めて母と参列しました。
私の夫(うーたんです ^^;)は、出席しませんでした。

旦那さんの妹さんの...なので、
旦那さんが欠席なさるのであれば、欠席でもアリだと思います。
ただ、そこそこの土地柄や風習がありますので、これが普通であるとは言えないのですが。

また、喪服ですが、急に必要になることがあります。
(ご近所さんの不幸や 身内の事故、急病など)
結婚されている以上、喪服一式は持っていた方が良いと思います。



【相談者】

夏海さん、早速のお返事ありがとうございます。

喪服は体のラインがどうしても変わってしまうのでその時に・・・と今まで思っていましたがやはり準備しておくものなんですね。勉強になります。

”サポートの意味も含めて”この言葉にすごく考えさせられました。
確かに親類のショックは大きいですし、近い周りの人もいろんな意味で大変ですものね。
私も義兄嫁と仲良くしてもらっているので、
介護中である今もかなりの疲れとそれによるストレスがあるのは見てわかるぐらいなので
サポート的な意味を考えると顔を出して、声をかけるだけでも違うんじゃないかなって思いました。
こんばん旦那と話してみます。




その後、喪服やしきたりに関する書き込みがあり、相談者の方からお返事がありました。

【相談者】

とりあえず、旦那の実家で使っていない(着れなくなった)喪服を頂けたので、喪服は用意することができました。

喪服のことを中心に話が進んでしまいましたが、参列するのはやはり当たり前ということでしょうか?




【夏海】

お葬式というものは、亡くなった人とのお別れの儀式であると共に、
遺族の為の儀式でもあります。
だから、存分に悲しませてあげる為に、悲しむ仕事以外の雑事は遺族以外の人が引き受けるのです。

前にも書きましたが、参列する・しない は、その地域や家族(親族?)によって違います。
何を『普通』とするのか は、周囲(近所)の人に聞いてみて下さい。
 
それよりも、これから先に義理のお姉さんと美唯さんが、どう付き合って行きたいか です。
仲良く付き合って行きたいのであれば、『常識』とは別に、
存分に悲しみに浸れるように、心ゆくまでお別れができるように、サポートしてあげて下さい。
(その合間に葬儀に参列するのも良いでしょう)
看病で心身ともに疲れ、お葬式でも疲れるでしょうから、ホッとできる味方は多い方が心強いですから。



【夏海】

お葬式を『出す側』を何度も経験しています。
葬式って、本当に大変なんですよねぇ。

結婚式を想像して頂けたら未唯さんにもわかりやすいかも知れないですけれど、
結婚式って、何だか やることがいっぱいあって、内容を覚えていますか?
流れに乗っかって、慌ただしく動いて、気が付いたら 火葬場の扉の前って感じで、
本当に本当の最後のお別れなのに、ゆっくりとお別れできない。

相方の親の葬儀に参加した時には、
親戚一同(親の兄弟姉妹やイトコ)の接待もしないといけなかったし、
申し訳ないことを言うけれど、男はいるけれども、使えない。
きちんと色んなことが(水周りや菓子やお茶だしなどの普通の接待)できる女手は、あればある程とってもありがたいです。
将来自分の親のお葬式をする身としたら、経験しておくことも無駄にはらなないと思います。




【相談者】

たくさん意見をいただいたのにお返事が遅くなってしまいすみませんでした。
まだ、その時を迎えていないので行動にはつながっていませんが、行く方向で話はまとまりました。
みなさん、丁寧にありがとうございました。

ちょっと誤解されているようなのでもう少し付け足そうと思います。

私はお通夜か告別式には出席するつもりでした。が、旦那に”遠い親戚になるんだから普通行かないだろう”と言われたんです。私は義兄嫁とメールや電話など色々接点もありましたし、会ったことがない人とはいえ行くのは当たり前だと思っていたので”当たり前”と旦那に言われて”常識的に考えてどうなんだろう?”と思ったんです。
周りの人に聞いても”難しいねぇ〜”だけで答えが出なかったのでここに投稿しました。
旦那が行かないのに私だけ参列するのはおかしいと思ったので旦那の気持ちを替えるにはより多くの人から意見を聞いて聞いた結果を旦那に話したほうが手っ取り早いと思ったわけです。

最後になりましたが、本当に丁寧にお返事をいただいて本当にありがとうございました。



【夏海】

男の人にとって、お葬式とは親類縁者の葬儀だけが『自分の』ものであって、
それ以外は『赤の他人』な感覚だと思います。
何もする(やれる)ことはなく、『お客様』として座っているか、
葬儀だけで帰って来るだけの存在なので。
だから、葬儀に関して、温度差があるのは、仕方がないんですかねぇ。

死に行く人を見取ることは、神経がとてもとても疲れます。
その人が死ぬことを見てることしかできなくて、その時が来るのをじっと待っているのですから、。
祖母も伯父も相方の父親も植物状態で1ヶ月以上入院してました。
不謹慎ですが、亡くなってみんながホッとしました。

亡くなって、お葬式が終わった後、お義姉さんに気を付けてあげて下さいね。
俗に言う、『空の巣症候群』(長期間の看病によって、『燃え尽き』が発生するからかな)になりやすいので。


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