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2006年09月07日(木) 『うつ病』は 治りますか? その1

ある相談の掲示板に書かれていました。
確か 学校を休んでいる女の子からで、
質問ではなく、私 これからどうしたら良いのでしょう?どうなって行くんでしょう?的な書かれ方だったと思います。

それに対して書き込みがありました。
うつ病は治ると言われているけど、私の経験から完治はしない。
治ったとしても、また再発する。
今、調子が良くても、爆弾を抱えているような不安が絶えずある。と。


さて、私の経験です。
一度お薬を飲むのを止めて、1年後くらいかな?みごとに再発しました。
そして判ったことがあります。
以前日記に書いた『ニューヨークに住んでも幸せにならない』です。
私が あなたが 何も変わらないのであれば、
住む場所が 日本だって 
ニューヨークだって、
月だって
火星だって、
幸せにはなれんわなぁってね。

うつは 治る病気ではなく、『治す』病気なのです。

その違いは?
お薬を飲むと、症状が軽減され、とっても楽になっていきます。
日常生活も楽にできるようになり、きちんと眠りたい時間に眠れるようになるし、
起きようと思った時間まで 寝ていられるようになります。
砂のような味気ないエサでしかなかった食べ物も 美味しく頂けるようになるし、
TVを見て ガハハハと笑えるようになります。
そして、その状態を脳が覚えてくれたら、
(こういう時には、この物質を出すんだよ。こういう時には、この物質を出さないで、反対のこの物質を出すんだよとか 脳がきちんと働くようになったら)
お薬を減らすことができ、最終的には止めることは可能です。
ここまでは、お医者さんや専門家の仕事。

では、ここで質問です。
なぜうつ病になるんでしょうか?
そうですね。その理由は、人それぞれです。
『何』に反応するか は、人それぞれだし、その『何か』に どれだけ耐えてきたか、どれだけ頑張って来たかは、千差万別です。
そして、そのストレス等に耐えうる量というのも、花粉症と同じく、胃袋に入る食べ物の量が違うように
人それぞれ みんな違います。

で、
その『何か』に身体や脳が耐えられなくなって うつが発病したりします。
お薬で症状は治っていきますし、カウンセリングもその人によっては有効だったりします。
さて、そこで問題になってくること。
それは、身体や 脳が耐えられなくなった その根本原因の存在は、どうか と言うことです。
例えば、夫婦関係、嫁姑関係、職場環境、学校の環境、親子関係、地域の環境 などなどなど
身体や 脳が耐えられなくなった その根本原因は、解決していますか?

うつ発病以前の状態のまま、何も変わっていないのであれば、原因がそこに存在する限り、うつが再発して当然だと思います。
『何か』に耐えられなくて、身体や脳が疲れきっちゃって、うつ病になったのですから。

では、どうしたら良いのか?
受け身的な考えはやめることです。
カウンセラーの先生や メンタルクリニックの先生や お薬に『治して貰う』のではなく、
『自分の力で治す』のだと まず意識してください。

受動ではなく、能動的に。
だからと言って、お薬を止めなさいと言っているのではなく、問題は『意識』することにあるんです。

私の経験として、うつは、生活習慣病だと思うのです。
全ての病気と同じように。
糖尿病や 肝臓病などと同じように。
そして、風邪も含めて全ての病気と同じで、薬は症状を軽減してくれる役割はしてくれますが、
根本から治すのに必要なのは、その人の治癒能力や、生活習慣の改善や、思考方向の転換なのです。

例えば、風邪をやたら引く人は、よーく聞いてみると、風邪を引く生活を繰り返しています。
すぐお腹を壊す人も、やっぱり そんなことしてちゃ、お腹を壊すよなぁって思います。
塩分を大量に摂取する人や アルコールを毎日飲む人、甘いものを毎日食べるのが止められない人、
通風もそうだし、そんな姿勢でいたら、アゴや背骨骨盤がずれて当たり前だよなぁって人や、
また歯医者さんに行くの?って 虫歯キングや、よく骨折する人などなどなど
それと同じで、うつも生活習慣や思考方向を変えることによって、
同じ環境で暮らしていたとしても、そのストレスに対応できる心や脳を作り出すことは可能だと思います。
(一番手っ取り早いのは、言うまでもなく、元凶から遠ざかることですが)

猫背を治して 背筋をぴんと伸ばした人は、格好良いですよね?
自分がそうなりたい時、あなたなら どうしますか?
方法は とっても簡単。
背筋を伸ばすことを『意識すること』
たったそれだけなんです。
背筋を伸ばすことを絶えず『意識』して、そうしたら、猫背になっていたら、背筋を伸ばすように姿勢を正すでしょ?
最初は辛い。面倒臭い。
でも、それを続けていると、それが習慣になって、意識しなくても背筋がピンと伸びた格好良い姿に変身できます。

例えば、少し大人になって、ハイヒールを初めて履くとします。
意識していないと膝が曲がり、そのまま前傾姿勢になったりして、格好良く歩くことも 格好良く階段昇ったり下りたりすることができません。
ゆっくりしか歩けなくても、膝を伸ばした格好の良い姿勢で歩くことを心がけて、不自由だけれど何ヶ月か耐えて練習して、
生まれたての小鹿のような歩き方から、大人の女性の歩き方になって行くんですよね?

私は『への字口』です。
気を抜くと、口角が下がって、口が『へ』の字に曲がります。
でも、誰も私の口が 『へ』の字口だと気がついていません。
それは、私が「自分は『へ』の字口だ」と意識して、真っ直ぐに(できることなら微笑顔に)なるように心がけているからです。
(私の周りにも『微笑顔』の人がいて、別に普通の顔をしているだけで微笑んで見えるのですから
生まれ持った『微笑顔(ほほえみがお)』の人は得だよなぁって思います。
そしてその人は、その顔のお陰で、周りの人まで幸せにしてくれます。)

実は、全て これと同じ事なのです。
自分の性格は 変えられない。
これは、正解で、間違い
変えられないと思うから 変えられない。

なぜなら、『変える』のは、本人であって、『変えることができる』のは、本人だけであって、
その本人が ダメだと思っていることが、できる訳がない

変えたい方向に意識して自分で自分を育てなおすの。
猫背を治すのと同じように。
ハイヒールを履いて格好良く歩けるようになるように。
『へ』の字を 見破られないように。
重力に負けて、お尻が垂れてしまわないように。

何か問題ごとがあったとします。
「私がいけない」と思うか、「私にもいけないところがあったかも知れない」と思うか。
全てを自分で背負ってしまわなくても良いのです。
問題ごとは全てあなたが原因ではなく、問題を背負わされているかも知れないし、不可抗力な時もあります。
何か問題ごとが起きたとき、「ちょっと待て!私だけが悪いのか?」自問自答してあげて下さい。
明らかに 問題の原因があなたにあった時でさえ です!
『私だけ』が悪いのか? と自問自答する癖をつけてみて下さい。
本当の意味で自分を守れるのは、自分の心を守れるのは、あなた以外にはいないのです。
私が悪いと思う思考方向からの脱却。
私も悪いかも知れない。でも私だけの問題じゃないと冷静に思えるようになるまで、それが習慣になるまで
面倒臭いですが、頑張ってみて下さいね。


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