みんなで しあわせになろうね ^^ 2006年11月13日に『いのちの電話』のHPを紹介しています
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| 2006年07月06日(木) |
過去の心の傷がフラッシュバックして 2 |
その後、お返事いただきました ^^ お返事 ありがとう!
シン 題名:ありがとうございます 投稿日 : 2006年7月13日<木> 今回の件があって、ひとつ乗り越えれた感じがします。 イジメのことももう清算できた気がします、ハッタリとかじゃなくて本当に。 もう考えるのも時間の無駄だし、バカらしいですよね。 俺の未来はこれから先に広がってるんだから、創ろうと思えばいくらだっていい未来つくれるんだもん。 相変わらず将来のことは不安に感じちゃうけど、リラックスしてやっていこうかな〜って思ってます。 生まれるってことに関してはまだちょっとポジティブには受け止めれない部分もあるけど、夏海さんが言うように「生まれたくて生まれてきた」って思えるようになれたら素敵だなぁと思います。 少なくとも俺にはあと五年はかかるかと笑 さて、このお返事を頂く前に考えていたことがあります。 それは、シンさんが言うところの『発作』について。 で、何か良い方法はないものかと考えてました。 なので、お返事とは少し時間差があります。(7月11日)
【夏海】題名:習慣と私の『カウンセリング』体験について
すごく変な例えだけど、 号泣している赤ちゃんに タケモトピアノのコマーシャルを見せると泣き止むように 音楽・アメ・グミ・チョコ・ガム・言葉(ただ、言葉はとても努力が必要です) とにかく何でも良いから、 「これをしたら発作がおきない」と、自己暗示をかけて下さい。
日記の方にもたぶん書いてある(と思ったら、まだ下書き中でした^^;)けど、 これがあったら、これさえあれば大丈夫、これがあったら落ち着けるというものを それは何でも良いです。 それを 自分の力で、自分の意志で見つけ、作ったら、 そしてそれを自分の力で習慣づけることに成功したら、 人間関係や 試験など、自分の意志とは関係なく 緊張したり、激昂したりした時に、ずいぶん楽になれると思います。 試行錯誤しながら、見つけてみてくださいね。 ^^
それとね、 過去の思い出を現在へ引き寄せてるのは、シンさんなのだから、 不愉快な過去を現在に引き寄せない為の工夫を 一緒に考えて行きましょうね。
さて、私のカウンセリング体験について、話をしましょう。
私が経験した治療は、まず『怖いもの』の正体を知ることから始まりました。 ただこれは、近くに適切な人がいないと、ドツボにはまる危険があります。 とても辛い作業ですし、怖い過去と対峙しないといけないことなので、 気持ちが落ち着くまで症状が悪化したりします。 なので、カウンセラーの人の方針にもよりますから、よく話し合って下さい。
で、次に私が行った治療は、過去のことを口に出さないこと。 との時のカウンセラーの先生の方針で、 『負』の言葉を吐かないで これからのこと、未来のこと、 自分がどういう人になりたいのか どういう人生を歩みたいのか 希望に満ちた未来の話をしました。(『希望に満ちた未来』があると思えるまでには随分かかりましたが) 「済んでしまった過去について話をしても、 過去が変わる訳じゃないし、夏海さんにとって何のメリットもない」とカウンセラーの人に言われました。 つまり、正反対の治療だったのね。
どちらの治療も経験した私としては、後者をお勧めします。 思考方向の癖をつけることを練習するの マイナスに向かいそうになったら、プラス方向へと、自分の思考方向を誘導して いく練習をね。
なので、カウンセリングを受けるときには、 まずは自分がどうしたいのか を カウンセラーの先生に話し、よく話し合って治療方向を決めてください。 シンさんは、心の中の澱を全て吐き出したいのかどうか? 吐き出したら、すっきりできて、過去は過去として新しいスタートを切ることが できるのか? それとも、吐き出したところで、何も変わらないと思うのか シンさんがどうしたいか によって、治療方向が変わってくると思います。
治して貰う『受け』の治療ではなく、治すんだという『責め』の姿勢でね。^^v 「自分が治すんだから、手伝ってよ!」って姿勢がとっても大切です。
上記リンクの、『心の金曜日』に書かれている「カウンセリング」「カウンセラー」って書いてある手記を参考にしてみると良いかも。 わたし的には、一番下にある『こんなカウンセラーは嫌だ』が、 なるほどなーって、相談に対して書き込みをするときや、会社で心がけています。 (根がおせっかいなので、できているとは 言えませんが ^^;)
少し前にある掲示板で、学生時代にいじめに合っていた人が、相談してました。 酷い虐めに合い、鼓膜をやぶられた。 先生に言ったら、加害者の生徒は停学になった。 加害者の学生に、 「その停学のせいで就職がうまくいかなかった。どうしてくれるんだ!」と言われた。 どうにかしなきゃいけないんですかねぇ? って、内容でした。
色々な書き込みがあったので、私は何も書き込みませんでしたが、 私の感想は、 『停学程度で良かったじゃん。 警察に言ったら、傷害罪で、前科一犯だよな。 前科持ちにされなくて、かえって感謝されるべきだよ』って思いました。
この相談を読んで1週間以上経ち、シンさんから『発作』の話を聞き、 そのことについて考えました。
ねえ? もし学生時代、陰湿な虐めをしていた人たちを殴っていたとしたら、 もしかしたら、打ち所が悪かったら、鼓膜くらいは破れていたかも知れない。 (実際、先生のビンタのせいで、鼓膜を破られた子を 私も目の前で見ています)
自分の行為を反省できないで、傷害を負わせた相手を責める この加害者と、 辛い 不愉快な過去と戦って、そしてそれを克服できるであろうシンさんと、 『人間』として、どちらが上だと思います? どちらが上等の 上質の人間で、 どちらのこれからの人生が、死ぬ最期の時に後悔しない人生だと思います?
私は占いも 未来を読むこともできないけど、 そして、その時は10年後 20年後 いつとは言えないけど、 辛い 悔しい過去が、心の傷ではなく 「あの時の あの選択は、正しかったのだ」と、 よく耐えた、よく頑張れた。 激情に駆られないで良かった。 あの苦しさを克服できた自分を誉めてあげたい。 そう自分を誇りに思えるときが、必ずやってきます。
私が 「あの過去の中、今までよく生き残ってこれたもんだ」って自分を誉めてあげたいように。
シンさんにも その時が、必ず 来ます。
何度も「あー!もうダメだー!!」って思う時も また来るかも知れない。 それすら、その辛い苦しい思いさえ、シンさんを成長させる糧です。 (悩みを突き抜けるまでは、本当に辛く、そんなことなんて思えないけどね)
どうか 自分をコントロールできる『何か』魔法のものを自分で見つけてください。 そして、その力を借りて、問題と戦い抜いて下さい。 戦い続けているときでさえ、シンさんは成長を続け、 その問題を 克服できたとき、シンさんは 人間として素晴らしい存在になります。
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