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2004年08月02日(月)
記憶というもの。
あたしは多分記憶力がいい。
単純なのか
楽しかったこと
嬉しかった事は特によく覚えている。
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PL花火へ行く前。
あたしはファミレスで本を読み、
彼が
「
そろそろ行こうか
」
と言ってあたしを見たとき
あたしは
ぽろぽろぽろぽろ、
泣いていたから、
彼は黙って
違うことをして待っていてくれた。
読んでた本。
よかったなあ。
なんだかとても。
うまくはいえないけれど。
その本の中に
「
記憶とは、もう一度その瞬間を生きることだ。
」
というせりふがあって
たとえもう戻れなくて
二度と経験することのないような時も
あたしは
何度も何度も
そのときを生きることができる
と思った。
それに、
記憶はあたしに
やさしく、暖かい。
素敵なことだ。
ぱたん
と、本を閉じたあたしをみて
彼はゆっくりともう一度自分の手元に目を落とし
すこしのまをあけて
「
いこうか
」
といった。
あたしは
今日の彼の顔も
しっかり覚えておこうと思った。
もか |
おてがみ
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素材おかりしました。偶然HNとおなじ!