近年、すっかり姿を見なくなった ミノムシを、ぼちぼち見かけるよ うになりました。1990年代から 寄生虫にやられ激減し、絶滅 危惧まで叫ばれていたそうです。 何かが変わったのか、生き物は強いものです。ぶらんと下がったミノムシの蓑は昨年の秋の葉を使ったもので、俳句では秋の季語になっていますが、青葉の時季に見かける茶色い蓑も風情があります。 では一句、 古蓑を 繕う虫や 蜜柑咲く枝が残って、人工衛星みたいですねぇ