釜石の新華園本店が、営業を 再開したそうです。すぐにでも 飛んで行って毎食でもラーメン を食べたいところですがそうも いかず、昨年秋に生で売ってい ただき冷凍してあった麺を食べ
て、一人静かに営業再開を喜び ました。かなりの期間保存して あったので冷凍焼けをおこして いるかと思いきや、丁寧に解凍 してほぐしてみるとあの極細麺 がよみがえりました。40秒ほど 茹でて、(お店では中華鍋にグラグラと沸かした湯で 25秒です) 塩のスープでいただきました。しっかり 熟成した麺は馥郁とした風味を持って、手繰るたびに 幸福感が込み上げます。本店の再興と釜石の復興を 願いながら食べたラーメンは何よりのご馳走でした。
復興を盾に公約を軒並み覆す今の政府には何の希望 も見出せません。そのうちまた首がすげ変わって、その たびに一からやり直しです。いくら気の良い東北人も 堪忍できますまい。『天は自ら助くる者を助く』 復興は、 他人任せでは進みません。長い時間のかかることですが、 私はせめて、釜石はじめ東北のものをせっせと買って 消費することにしましょう。
心の師と仰ぐ西条公滋氏の打つ極細縮れ麺
スープに絡んで、手繰るごとに快感が走ります。
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