福島第一原発の大爆発事故から数ヶ月が経ちました。 現状は、微速ながら収束へ向かいつつあるように報道 されていますが、私はまったく信じていません。炉心 溶融を認めた原子炉の中が、いったいどういう状態で あるのかは窺い知れませんが、かなり危険でおぞまし い状態であろう事は予測できます。水素爆発と発表さ れたものも水蒸気爆発であったのではと疑いたくなり ます。
報道では、セシウム137という放射 性物質ばかりが取りざたされていま すが、放射性核種はセシウムだけ ではありません。日本政府はホール ボディカウンターという計器の数値 を元に「安全だ」を繰り返しているよう ですが、ホールボディカウンターではストロンチウム は測れないそうですし、放射性核種の人体の蓄積は 核種によって筋肉や骨や色々で、計測は継続的にし なければ断定できないのだそうです。爆発現場からは 今も放射能が放出され続けています。近隣は勿論、 日本中がまだまだ安全とは言い切れないと思います。
だんだんと地震と事故の記憶は薄れます。でも、福島 第一原発はこれからも燻り続けます。チェルノブイリの ように棺にもできないまま・・・放射性核種が体内に蓄積 され被爆症状を起こすのは十年後かそれ以上でしょうか? 小さなお子さんをお持ちの親御さんは、少しでも現場から 離れて、安全な環境で子育てするべきではないでしょうか。 国は何もしてくれないのですから・・・
一つ覚えに、安全だ、安全だ、と言っている連中を見て いると吐き気がします。きちんとした説明を求めたいで すが、専門的に過ぎて理解できるか不安です。でも諦め ずに少しでも学んで理解に勤めましょう。生きるために。
OK Web 核分裂生成物でヨウ素と セシウムばかり注目されるのは
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