昨年あたりから我が家の周りで喧しく鳴いている鳥の 姿を、今日はじめて視認しました。クロツグミだとばかり 思っていたその鳥は全身が赤茶色で、馬鹿に落着きのな い動きをしていました。一瞬ではありますが素早く大きさ や特長を確認し、よもやクロツグミの若鳥ではと調べてみ ましたが、どうも違います。ひょっとしてアカハラか?とも 思いましたが、明らかに鳴き声が違います。
さらに調べてみると、いました いました、この画像の鳥がそれ です。『画眉鳥(ガビチョウ)』 と いう外来鳥でした。東南アジアか ら中国南部に広く生息する鳥で、 輸入されたものが野生化すると いうよくあるパターンです。近年日本でも広く繁殖している ようで、侵略的外来種100選にも選べれているとか。てっき りクロツグミだと思っていた鳥が外来の赤鳥で少々がっか りです。人の都合で勝手に連れてこられて疎まれたので は間尺に合わないでしょうが、やはりクロツグミのほうが 良かったです。
いざ、その姿が判明してみると今まで綺麗な鳴き声だなあ などと思っていたものが急にやかましく感じます。鳴き声 を比較してみるとやはり、クロツグミの方が品があります。 ひょっとしてこれからバリバリ大繁殖をして、この界隈で 増え、群れを成して鳴くのでしょうか?一羽でもかなりの ボリュームですから、さぞや賑やかなことでしょう。
ブラックバス、タイワンリス、アライグマなどなど、 外来の連中は強いですからねぇ・・・侮れませんな。
YouTube ガビチョウの豊かな鳴き声
YouTube クロツグミ 美しいさえずりと飛翔
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