陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2011年04月30日(土)      発明せよ。

陶芸教室の生徒さんで、早くもソーラーパネルの設置を
実行しようとしている方がいます。原発事故で思うところ
があった模様で、発電して使った余剰分を東電に売って
やるのだ、と言って居られる姿が豪気で愉快でした。

 現代生活において、電気の無い生活
 は考えられません。いくら節電したと
 はいえ、家庭でできることには限界が
 あります。ならばやはり、安全で二酸
 化炭素を出さない発電方法を発明する
 ことがこれからの人類の課題でしょう。
 モーター型の発電は仕組みは簡単です
 から、火力風力に限らず例えば自転車
に発電機をつけて人力発電とか、動物に引かせて家畜発
電とか、広く深遠で、あれほどの力を持つ海洋を利用した
潮力発電などを真剣に考えるべきです。原子力に明るい
未来が無いことがわかった以上、早急に発明するべきと
考えます。私に強靭な脳が備わっていればすぐにも発明
するところなのですが、上の例ほどの発想しか出てこな
い生まれつきの虚弱脳で、体力に例えれば 『逆上がり
すらできない』 状態で発達を完了してしまっており、
残念ながらお役に立てそうもありません。

文明は、ガリレオ、ニュートン、エジソンといった偉人を
筆頭に多くの発明によって成り立ってきました。近代では
液晶やLEDの発明が大きく人の生活を変えました。これか
らもどしどし為すべきなのです。例えば送電線を使わない
マイクロ波送電などは理論的には可能だそうです。宇宙空
間にすっとびでかいソーラーパネルをおっぴろげて電波で
地球に電気を送るなんてぇSFめいたことも実用化されれば
大層痛快です。屈強な脳をお持ちの研究者の皆々様、原子
力を駆逐するほどの未来のエネルギーを考案してください。
くれぐれも安全なのを一つお願いいたします。

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