陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2011年04月09日(土)      たまらん

 斉藤和義さんのカブいたライブは
 驚きでした。賛否はこもごもある
 ことでしょうが、中年世代の私に
 は飄々と批判替歌を歌う斉藤さん
 がちょっと格好良く見えました。
 それもギブソンのギターでね。
戯作好きの私は洒落として興味深く見ましたが、そういう
風に見ることができない人も多いことでしょう。

でも、これを見ていて思い出したのは 『傷だらけの天使』 の
挿入歌 『たまらん節』 です。アキラとオサムが寒々とした
川原の土手を ♪たまら〜ん たまら〜んと歌うさまは何とも
滑稽でありながら、歌でも歌わなきゃぁやってらんねぇぜ、
といった気持ちが実に切なくも上手に表現されていました。
斉藤さんの歌もそういったものだろうと解釈しましたが、
まだまだ論議を呼びそうな映像です。

皆さんもつらいときには、たまらん節を歌いましょう。
とてもかんたんです。下のリンクの映像で覚えて下さい。
ついでに歌詞と、私が勝手に付けたコードも記しておきます。
ギターやピアノで楽しんでみるというのも一興でしょう。
基本はロックの王道 C F Gでよろしかろうと思いますが
より叙情的に歌い上げるにはカッコ内のコードも良いの
ではと思います。 いかがでしょうか。

C     C(Am7)  F    G
たまらん たまらん たまらーんぜ(ソミドミレファ)
F     F(Am)  G(G7)  C
たまらん コケたら みなコーケた(タマタマラン)

「傷だらけの天使」 挿入曲ミュージック・アンソロジー
たまらん節は7:35あたりから





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