斉藤和義さんのカブいたライブは 驚きでした。賛否はこもごもある ことでしょうが、中年世代の私に は飄々と批判替歌を歌う斉藤さん がちょっと格好良く見えました。 それもギブソンのギターでね。 戯作好きの私は洒落として興味深く見ましたが、そういう 風に見ることができない人も多いことでしょう。
でも、これを見ていて思い出したのは 『傷だらけの天使』 の 挿入歌 『たまらん節』 です。アキラとオサムが寒々とした 川原の土手を ♪たまら〜ん たまら〜んと歌うさまは何とも 滑稽でありながら、歌でも歌わなきゃぁやってらんねぇぜ、 といった気持ちが実に切なくも上手に表現されていました。 斉藤さんの歌もそういったものだろうと解釈しましたが、 まだまだ論議を呼びそうな映像です。
皆さんもつらいときには、たまらん節を歌いましょう。 とてもかんたんです。下のリンクの映像で覚えて下さい。 ついでに歌詞と、私が勝手に付けたコードも記しておきます。 ギターやピアノで楽しんでみるというのも一興でしょう。 基本はロックの王道 C F Gでよろしかろうと思いますが より叙情的に歌い上げるにはカッコ内のコードも良いの ではと思います。 いかがでしょうか。
C C(Am7) F G たまらん たまらん たまらーんぜ(ソミドミレファ) F F(Am) G(G7) C たまらん コケたら みなコーケた(タマタマラン)
「傷だらけの天使」 挿入曲ミュージック・アンソロジー たまらん節は7:35あたりから
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