糠漬けを始めて、丸一年が経ちました。 どうにか飽きずに続いています。仕事に もだいぶ慣れ、色々な野菜の漬けごろも わかるようになりました。が、未だに塩の 加減は難しいです。野菜の水分、気温、 乳酸菌の活性などなど、季節季節での 塩梅は、まだまだ年季が必要です。 まあ気長に続けていきましょう。画像は 今日漬かった大根を明日用にストックしているところです。 埋めてしまうと漬かりすぎてしまうので、埋めずに上に置い ておきます。糠にじかだと、やはり発酵が進んでしまうので 昆布を敷いています。これでもやはり少し発酵が進みます がゆっくりなので朝にはこころもちたっぷり味の漬物がいた だけます。冷蔵庫を使えばいいのでしょうが、糠漬けはあく まで常温での野菜の保存法として位置づけています。
奇しくも節電がさけばれる昨今ですから、タイムリーといえ ばタイムリーなのですが、節電目的の漬物作りなんて、なん だか剣呑です。一方で文明は肯定し、他方昔乍らの知恵に 学ぶ、そんな生活様式の一部分として糠漬けや梅干しを生活 に取り入れ、上手く中庸したライフスタイルができたらなあと 思います。目指す割合は五分五分くらいですが、今はまだ 七三くらいじゃあなかろうかと思います。
春がきて、だんだんと野菜が入れ替わります。 漬物も衣替えの時期にさしかかります。
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