鳥達が庭でせっせと餌を探しています。 アオジ、キジバト、ツグミ、アカハラ、そして今年は 雄のモズが一羽、裏庭に居ついています。
頭でっかちでくちばしが鋭いシル エットは遠くからでも良くわかり、 高いところにとまっては尾をくる くる回すしぐさは独特です。雄は 色合いもきれいで、滑空するよう に飛びながらキャキャキャキャと 連続して鳴く声でも、すぐにモズ だとわかります。百舌という名前 が付いたのは、多くの鳥の鳴き声を真似てぶつぶつ と小言を言うように鳴くからで、そんな声音の効いた 鳴き方を 『ぐぜり』 と呼びます。秋口に虫を木の枝 に刺し備蓄するような行動をしながらもその餌を食べ ることをしないので、物忘れの多い人をモズのようだ と揶揄することもあるそうです。この冬を乗り切って 春になれば、近場に巣をかけて繁殖をするのでしょう が、ホトトギスに託卵されてせっせと他の鳥のヒナを 育てる不運な境涯も待ち構えています。
モズはなんとも憎めない愛嬌のある鳥です。野生の 鳥の寿命は3年ほどといわれますが、裏庭のモズは まだ若そうに見えますので、しばらくは観察が出来る ことでしょう。1月も終盤、2月を乗り越えれば虫も 顔を出すでしょう。 気長に応援してやりましょう。
バズーカみたいな望遠レンズがなきゃぁ 鳥の写真は撮れません。だから図鑑の パクリ画像でどーも済みません。
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