時代小説の新刊で面白い物が無く、 再読にも飽きて、たまたま居間に 置いてあった家人の推理小説を手 に取りパラパラと読み始めたら引き 込まれてぺろりと一冊読んでしまい ました。東野圭吾さんの 『新参者』 という本です。文章が丁寧で、小説も上手いなと思いまし た。それでついつい他の東野本も借りて読んでいます。 時代物と違って会話文体が多く、脚本のようにサクサク と読めます。この半月ほどに 『容疑者Xの献身』 『聖女 の救済』 『赤い指』 と立て続けに読み倒しました。 東野ファンの方ならこの内の2冊はガリレオシリーズで あることがお解りだと思います。福山雅治さん主演で ドラマにもなり、映画にもなりました。
今は画像の2冊を同時に読んでいます。『探偵ガリレオ』は 上記のシリーズの第一弾本、短編ですが読み応えは充分 です。『卒業』 は、最初に読んだ 『新参者』 と 『赤い指』 で活躍する刑事、加賀恭一郎のシリーズ第一弾本です。 同時に何冊も読むのは家人には理解しがたいことなのだ そうですが、私は5冊ぐらい平気で読みかけます。その日 の気分でさて今日はどれを読もうかなという風に楽しめ ます。例えれば週間誌の連載物を読む感じでしょうか。
いかんせん推理小説は殺人が起きますし、被害者が子供 であったりするとつらい気持ちを引きずって読むことになり ますが、サスペンスの語訳は 『不安な気持の宙吊り状態』 という意味合いがあるそうで、正に犯人やトリックが解ら ずに、やきもきしながら読み進むところに醍醐味があると 言えましょう。そしてラストにそれら全てが解決し、溜飲を 下げるのが病みつきになる由縁でしょう。そういった訳で、 私は今2つの不安で宙吊りです。 ダブルサスペーンス!
ジャカジャカ ジャカジャ ジャー ジャーン (←Q)
もう3冊ほど手をつけて、さらに宙吊りになりましょうか。
ダブサス
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