| 2010年09月27日(月) |
たまつくりくろもんしろうり |
週末に家人が千葉県岩井へ出かけ、土産に新鮮な 瓜を買ってきました。瓜好きとしては、早速にも糠に 漬け込んでみました。すこぶる美味しい瓜でした。
あまりここらで見かけない瓜で したが、イノシシの子供の異名 ウリボーはこの瓜からの命名か と思われる愛嬌たっぷりの姿は 好ましく、漬けるために皮をむ いて種を取ると、しっとりとした 果肉がいかにも美味そうで、漬ける前から期待が膨ら みました。漬け上がった物は関東の白瓜よりパリッと した食感で、心持ちぬるっとした舌触りが心地よく、 酒の肴に、又ご飯のおかずにピッタリの一品です。
調べてみたらば、大阪の伝統野菜らしく、大阪城の 玉造門(黒門)近辺で栽培されていたことからこの 名が付いたそうで、越瓜という字を当てるのは中国 越の国から伝来したからだといわれています。漢字 で書くと 『玉造黒門越瓜』! 何とも武ばった名前 ですなあ。千葉あたりでも栽培されているところを みると、すでにポピュラーな栽培品種でもあるので しょうか?アルコール性肝障害に効能があるそうで 大いに食すべき瓜だと、多数のサイトで評価の高い 野菜です。
夏の疲れがどどっと出る頃です。秋の野菜とりわけ 瓜を食べて養生し、来る冬に備えましょう。
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