きのう日報を書いた後でさあ晩酌をするべいと女房に芋を煮て くれろと頼んだら、もう疲れたからと一蹴され、畢竟備前焼の 気分もしぼみました。しおしおといつもの器(吉野家の湯飲み) に酒を注いでしょんぼりと呑みました。でも今日は炊いてくれる というので備前を使おうと思います。仕切り直しです。
これがその中村先生のぐい呑みです。 手早いロクロで挽いたと思われるぐいっ とハリのある腰が座り良く。山道なり の口辺は気持ちよくうねり、いかにも 洒脱です。大ぶりの作行きに低い高台 がさらりと削られて心憎いばかりです。 箱書きには 『ぐい吞み』 ではなく、『酒吞』 と軽妙な筆で 書かれています。『しゅてん』 と読むのかとも思いましたが、 たぶん素直に 『さけのみ』 と読むのでしょう。
昨日は図らずも意気消沈の酒でしたが、今日は気を取り直して 吞みましょう。幸い、生徒さんから頂いた 『越乃寒梅』 があり ます。今日こそは芋を肴にいただきましょう。そしていつか中村 六郎先生のような、手数の少ないロクロが挽けるように、じっくり と作品から学ぶことにいたしましょう。
中村六郎先生在りし日のお姿(備前のたまごさんのブログ) http://blogs.yahoo.co.jp/o987898/60476683.html
|