陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2009年06月15日(月)      いそじまん

生徒さんから清酒 『磯自慢』 を頂戴しました。
相当のお酒通らしく、全国通津々浦々のお酒をご存知で、
よく教室の合間にお酒談義に発展してしまいます。そう
こうしているうちに私の好みを解釈くださったものか、
これを呑んでみてと持ってきてくださいました。

 暑い時分はあまりお酒は捗らず、焼酎
 ばかり呑んでいるので、どうかなあなど
 と思いながら利いてみると、実に飲みや
 すいお酒で、すーと体にしみてきます。
 おおっと唸りつつ盃を重ね、その旨さに
 感激しました。まず、雑味異臭が全くと
 言って良いほど混じっていない。しかし
 乍ら酒の香りも味もきちんと感じられて、
その上で尚じわーっと日本酒らしいお米の旨みがある。
そして驚くべきことに本醸造でありながらほんのりとした
吟醸香まで備わっています。醸しているのは、南部の多田
信男杜氏さん、麹作りの神様といわれている方らしいです。
静岡のお酒は 『開運』 しか知りませんでしたが、焼津に
これほどの銘酒があるとは勉強不足でした。聞けば洞爺湖
サミットではこの蔵の大吟醸が乾杯に使われたとか。
酒呑みの端くれとして心してこの酒の味を体に刻み、日本人
の矜持をかみしめるとしましょう。

嗚呼、日本人で良かった。




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