長野泰阜 『工房草來舎』 の大越さんご夫妻の作品展を観に 目白へ行ってきました。会場の千種画廊は目白庭園の程近く、 閑静な住宅街の中にあります。恒例となった作品展は長くこの 画廊で毎年行われていますので、行きつけのお店に行くような 気軽さで尋ねることができます。会場にはご主人の大越慶さん がいらっしゃっいました。5月の出品協力のお礼を申し述べ、 お互いの近況等お話をさせていただき、短いながら良い時間 が過ごせました。
ちょうどお昼の時分時だったので、目白 駅近くのラーメン店 『さんかく』 で昼を とりました。ここはその昔新宿の思い出 横丁で営業していたお店で、横丁が火事 で焼けて閉店を止む無くされた先代の味 を、ご子息である2代目の方が復活させた という逸話のある、気合の店舗のようです。駅裏の横丁をちょい と入った、お稲荷さんが奉られた路地裏に暖簾も出さずひっそ りと商うその構えは気の効いた小料理屋といった風情。 インターネットで探し当てて伺ったので難なくたどり着きまし たが、そうでなければ見つけることは叶わなかったでしょう。 品書きはシンプルこの上なく、中華そば、わんたん麺、坦々麺 の3種類、私は中華そば、家人は坦々麺を注文、中華そばは すっきりしたダシにきれいな油の浮いた醤油味、麺は中太で 茹で加減はやや固め、具は焼豚、シナ竹、刻み葱、海苔 (三角形が洒落ている)という構成。
実に美味しい中華そばでした。丁寧にダシを引き、麺を茹で、 調和のとれた一杯を作ろうというお店の態度が明確に一碗の ラーメンに盛り込まれていました。 正に、いい仕事です! 昨今、舌先で感じる刺激的な味や油の多さ、激盛りなどと称 する量の多さだけで客を引くような大味な店が多い中、こう いった基本をしっかりと遵守するお店には頭が下がります。 近くなら、毎日とはいかないまでも繁く通いたいお店です。
目白千種画廊 http://www.geocities.co.jp/Hollywood/6859/
さんかく紹介記事 http://allabout.co.jp/gs/bqgourmet/closeup/CU20020204A/
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