長年使っている窯の扉の断熱材が消耗し、一部断裂していた ところをキチンと交換修理しました。
かれこれ20年、補修を繰り返しながら使っ てきた窯ですが、大きな事故も無く、今 までいくつもの作品を焼いてきました。 古くなってバーナーが妙に安定しない日 もありますが、まだまだがんばってくれ そうです。これがないとウチは商売にな りませんので、文字通り何より大事な 『商売道具』 です。
大きな窯ではなく、登り窯のような大仰な焚き方もしませんが、 小回りの利く便利な相棒です。営繕を終えて明日は酸化の作品 をひと窯焚きます。扉部分は焼くことで伸び縮みがありますし、 往々にして修理後は微調整が必要になりますのでその辺を見誤 らずに注意して焚くことにしましょう。
いやー、 久しぶりに焼物屋らしい記事を書いたなあ。
|