午後に工房の掃除をして、気分よく明日の教室の準備をして いると 「新聞屋ですが・・・」 と、見慣れない若い衆が顔を 出しました。どこだい?と尋ねると 「読売です」 と答えました。
どうやら勧誘のようですが、そうとは 直截に言わず話をそちらに持っていこう とするので、いやあ、今期の将棋竜王戦 は良かったの箱根駅伝は盛り上がったの と褒めちぎり、これからも期待してるよと 激励してやりました。にわかに表情が 明るくなった若い衆が 「では新聞は・・・」 と言いさすところへ 「でも新聞はとらないんだ」 ときっぱりと申し渡してやりました。 若い衆も食下がり 「サービスで入れさせていただくというのは」 などと常套句を云うので 「悪いけどいらない」 と、きつぱりと ダメを押してやると、肩を落として引き揚げていきました。
悪い感じのない人だったので少々かわいそうな気もしました が、まあ縁が無かったと諦めていただくほか仕方ありますまい。 先の日報でも触れましたが、読売さんは嫌いではないのです から、気でも変わればお願いすることも無いとも言えません。
でも、やっぱり、しばらく新聞は、とらねぇだろうなあ。
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