陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2008年09月12日(金)      挑戦状

先月の芋乃市場にガラス作家のイイノナホさんが三人の
お嬢さんと連れ立って遊びに来てくれました。ご縁があって、
古くからの知り合いですが、久しぶりにお会いしたイイノさん
はすっかりいいおっ母さまになっていらっしゃいました。

 またこのお嬢さんたちが何ともかしましく、
 低学年で年が近いこともあって元気いっ
 ぱいです。しかし、仲良し三姉妹の元気に
 負けてはいられんぞ!と、三人の得意な息
 を吸って鼻をくっつける技で競いましたが、
 あっさりと敗北しました。負けっぱなしで
 は武士の一分が立たないので、山に籠り、
 瀧に打たれキビシイ修行をして再度戦いを
挑む事を心に誓い、その旨をしたためた挑戦状を書きました。
今頃は勝って油断している彼女たちにこの檄文を送りつけて
度肝を抜いてやろうと思います。思うに敗因は鼻毛ではなか
ろうかと思います。私がやると何だかしゅーっと息が吸えてし
まいます。お子達の鼻はピシーっと吸い付いてそらぁ見事な
ものでした。まずは鼻毛をきれいに抜いて、更に鼻梁を柔ら
かく良く揉んでビッと吸いつけてやりましょう。その上で
ひょっとこ踊りでもひとさし舞えば、いかなかしまし娘達も
「ぎゃふん」 と言わずにはいられますまい。

いいオヤジが何を大人気ないと思われるかもしれませんが、
ああいった敗北は全人格を否定されたも同じこと、このまま
引き下がれば、やれあいつは子らに侮られた奴よと笑われる
は必定、家名をかけて果たしあわねば義が立ちますまい。

どんな手を使っても勝ってみせますぞー。
首を洗って待っていたまえお三方、ふふふふふふふ。




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