陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2008年07月16日(水)      大 豆

テレビ神奈川に勤める友人が番組の関係で大豆をたくさん
手に入れてきました。神奈川の地場品種 『津久井在来』 と
いう希少な豆です。蒔かせてくれろと言うので、はいどうぞ
と畑の一角を提供しました。

 豆を蒔いたのは10日の木曜日ですから、
 ちょうど一週間が経ちました。すっかり
 出揃い、本葉も出てきています。中々に
 強そうな品種で、さすが在来種といった
 生育ぶりです。鳩に喰われぬようにネット
 をかけてありますが、もう少し大きくなっ
たらはずしてもよいでしょう。在来品種だけあって種は大きく、
きっとうまく育てば大きなサヤがたくさん生って、豆がそこそこ
採れるでしょう。蒔き時の遅い品種らしく、収穫も10月頃になる
らしいですが青豆のうちに枝豆として楽しむこともできそうです。

食料自給率が減少している日本の現状を鑑みれば、こういった
在来品種の絶滅は時間の問題かとも思いますが、おめおめと絶や
してしまうのはつまりません。細々でも種を蒔き継いで、できる
ことなら増やしていきたいものですねえ。今回は友達の畑ですが
来年は種を分けてもらって自分でも育ててみようかと思います。




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