将棋名人戦第三局が指されました。物凄い熱闘だったよう です。相がかり模様から挑戦者羽生二冠が攻め、森内名人 が受けるという展開で、2日目夜の時点では名人優勢との ことでしたが、一夜明けて新聞を広げると 『50年に1度の 大逆転』 との見出しがおどっていました。
これが明暗をわけた先手141手目 9八銀です。大失着だったようです。 次に後手は8六桂と飛んで空き王手、 先手は玉を逃がして手を渡した途端 打ったばかりの銀を取られて完全に しびれた模様・・・名人は何か大きな 読み違いをしてしまったようです。 しかし羽生二冠の粘りは凄い! 終わってみれば手数は164手、最近では珍しい長手数です。
いわゆる羽生マジックといわれる会心の一手こそないもの の、相手のミスを誘う怒涛の粘りはまさにマジックといって 差し支えないでしょう。これで対戦成績は名人1勝、挑戦者 2勝、七番勝負はまだまだこれからですが、羽生二冠のこの 1勝はきっと大きな意味を持つことになるでしょう。
次も良い将棋を見せて下さい。
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