陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2008年05月11日(日)      ね ば り

将棋名人戦第三局が指されました。物凄い熱闘だったよう
です。相がかり模様から挑戦者羽生二冠が攻め、森内名人
が受けるという展開で、2日目夜の時点では名人優勢との
ことでしたが、一夜明けて新聞を広げると 『50年に1度の
大逆転』 との見出しがおどっていました。

 これが明暗をわけた先手141手目
 9八銀です。大失着だったようです。
 次に後手は8六桂と飛んで空き王手、
 先手は玉を逃がして手を渡した途端
 打ったばかりの銀を取られて完全に
 しびれた模様・・・名人は何か大きな
 読み違いをしてしまったようです。
 しかし羽生二冠の粘りは凄い!
終わってみれば手数は164手、最近では珍しい長手数です。

いわゆる羽生マジックといわれる会心の一手こそないもの
の、相手のミスを誘う怒涛の粘りはまさにマジックといって
差し支えないでしょう。これで対戦成績は名人1勝、挑戦者
2勝、七番勝負はまだまだこれからですが、羽生二冠のこの
1勝はきっと大きな意味を持つことになるでしょう。

次も良い将棋を見せて下さい。




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