有田焼の青木龍山氏がお亡くなりになりました。 昨日辻清明氏の逝去を悼んだその舌の根も乾かぬ うちに続けての訃報には滅入ります。
磁器の街有田にあって黒い鉄釉を研究 され、天目の龍山と言われるまでになっ たその気概は一途なまでの研究熱心を 物語ります。多種ある黒釉でも 『渚』 と命名された天目は美しく、その釉調に は気品があふれていました。
日展という日本最大の美術団体にあって、その存在感を 不動にし、さらに研究を重ね文化勲章に輝いたその生き ざまは辻氏とは対極的です。 享年は奇しくも同じ81・・・
つつしんでご冥福をお祈り申し上げます。
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