チベットの問題がオリンピックに投影されて、各国の聖火リレー で抗議のデモンストレーションが頻発しています。今月末には 日本の長野にも聖火リレーがやってきます。日本でも、人権団体 や有志の団体、個人が抗議行動を展開していますが、どうもその 波は弱く、まして政治家たちはほとんどの人が沈黙しているのが 現状です。そんな中で、アルピニストの野口健さんは自身のサイト で明確にチベット問題に疑問を呈しています。
チョモランマは自分の聖地であると言い 切りながらも、その、故郷ともいえる 山に登れなくなるかもしれないという 危険を冒してでも自分の考えを公にす るその態度に、冒険家としての強さと 潔さを感じました。
さてでは自分には何が出来るであろうかと考えてみると、日本から 出たことすらなく、チベットやウイグルの問題も最近知ったというよ うな状態では、恥ずかしながら手も足も出ません。せめてこの機に 『ヨクミキキシワカロウトスル』 ことには力を注ごうと思います。
オリンピックと政治は表向き分離を理想としていても、プロパガンダ の格好の舞台であることは過去の歴史を見ても明らかです。 各国各人に各国各人なりの義があることとは思いますが、民族の 弾圧は正当化されません。オリンピックの影で虐殺されるチベット の人たちが増えるならオリンピックは意味を持ちません。あくまで もスポーツはスポーツ、擬似戦争の側面があったとしても、その影 で本当の殺戮がおきるならオリンピックは開くべきではないでしょう。
報道は偏った側面があることは否めませんが、きちんと今後の 経過を見て、心に留め置いた上でオリンピックを観ようと思います。
野口健さんのサイト www.noguchi-ken.net
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