2007年12月12日(水)

40.5巻で日吉が眼鏡っこだったこの機会に、ちょっと眼鏡について考察してみたいと思います。
眼鏡、そう、それは魔法の萌え言葉。でも、それがいったいなぜ魔法の言葉となりうるのか。

眼鏡をかけた男子がいるとしましょう。
彼は成績の良い冷静沈着文武両道眼鏡です。
頭のてっぺんから足の先までを覆うのは清潔感という名のオーラ。
役職は生徒会役員。必要ならば人を陥れることも辞さない、クールな眼鏡です。
さて、完璧に思える彼にはひとつだけ足りないものがありました。それはなんでしょう。

昔の人は言いました。人はギャップに惹かれるものなのだ、と。
ギャップ…?日本語で言うと?こういうときには和英辞書をたぐりましょう。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=gap&kind=ej&mode=0&base=1&row=1
↑を見ると、最後のほうにこの言葉があります「欠落」「 欠陥」
「欠落」についてもう一度国語辞書を引きましょう。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B7%E7%CD%EE&kind=jn&mode=0&kwassist=0
意味:必要なものが欠けていること。
「欠陥」もおなじような結果です。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B7%E7%B4%D9&kind=jn&mode=0&kwassist=0
意味:必要なものが欠けていること。不備・不足のあるもの。欠点。

ところでみなさんはCGで作られたアイドルを知っていますか?
つるりとした肌でかわいらしい顔で萌えボイス。完璧!最高!
でも、なんか足りない気がします。
もしかしてそれってプログラム通りにしか反応しないことへの不満?
もしくは肌のぬくもりが欲しい?

さてここで完璧眼鏡のスペックを振り返りましょう。

>彼は成績の良い冷静沈着文武両道眼鏡です。
>頭のてっぺんから足の先までを覆うのは清潔感という名のオーラ。
>役職は生徒会役員。必要ならば人を陥れることも辞さない、クールな眼鏡です。

眼鏡はたくさんのものを持っていますが、ひとつだけ足りないものがありました。
そうです。「欠陥」「欠落」それでした。イコールギャップ。

ここで全国の眼鏡女子、もしくはいまコンタクト入ってる女子も一緒に思い出して欲しい。
裸眼のときのあの心細さを!あのぼやけた視界を!
そう、眼鏡男子は眼鏡を外した瞬間に、「完璧」ではなくなるのです。
自信満々冷徹な眼鏡も視界を奪われればかわいそうなただの子羊でしかありません。
「欠落」「欠陥」を備えたただの男子となるのです。不安定な要素、それこそがギャップ。
ギャップこそが萌え。そして視界が利かないことに対し眼鏡はそれまでの自信もなにもかもを失います。
生徒会の執行さえ、眼鏡なしにはできません。授業だって眼鏡なしには受けられません。帰り道だってひとりでは…不安が眼鏡を襲います。
実際眼鏡なしでの生活を強要されるはずもありませんが、一瞬、眼鏡は揺れます。
見えていたものが見えない世界に対して。そして相手に負けるかもしれないという危機感に。
そうです。眼鏡男子が眼鏡を外した瞬間に揺れる空気、その濃度、それはすなわち彼の振りまくフェロモンの仕業だったのです。
それを昔の人は受けオーラと呼んだ…かどうかはわからない。

話を極端にするためにcool眼鏡を題材にしましたが、このギャップ萌えはすべての眼鏡男子に適応されると思います。
しかし、残念なことに伊達眼鏡男子にそれは適応されません。
だからこそ「プルコギ」のARATAには萌えが足りなかったのだと思います。眼鏡を外した忍足にも。

そして!
不安定要素、それは眼鏡男子を見ている私たちにもあります。
眼鏡男子に眼鏡が足りない、という不安。当たり前で単純ですがここ重要。
眼鏡自身の不安と私たちの心もとなさ。
その相乗効果。それが魔法。だからこそ眼鏡は萌えの魔法。魔法の萌え言葉。
ああああ無理やりだあああー!

ようするに、テニプリ1のフェロモン大王は眼鏡を外した乾先輩だ!ってことです。
眼鏡のままならケツ出しも可能だけどあれ眼鏡外してみ?そっこう回収騒ぎになっからね!