2007年09月03日(月)

懲りずにテニスです。
語り足りないので出てきてしまいました。
いいから引っ込んでろ。

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真夜中のひとりミュージカル、本当はリメンバー氷帝をやりたかったんだけど
部屋にものが多すぎて横切れない、という事実にうちのめされて演目を変更したしだいであります。
跡部の歌いだしの直前のがっくんの動きをあまりに完璧にコピー出来てしまって
「もしかして天才?」と夜中に開眼してしまったのがいけないのです。酔ってたし。
そんなときに限って窓から見える隣の駐車場がやけに広々として見えてくるからあぶない…
あそこなら…ゴクリ…

チャララッチャチャチャラララチャー…のところを聞くたびに
体育祭と文化祭と体育の創作ダンス発表会のすべてまじりあったキュンを感じるのはなんでかなー。

それにしてもキャラソンって素晴らしい…
「さすがに泣きボクロは…」的な意見を目にするたび
甘いぜ!アイドルオンステージをわざわざビデオに録っていたわたしに
ちょっとやそっとの恥ずかしさなど無いも同然!と勝利の宣言をしたくなる。
いやむしろそれ負けてるから。

いまさらベスト3

1.GEKI-DASA-DAZE!!!
(長太郎にはちょっと見る目がありすぎる…)
2.理由
(たぶんこれは二次元からのラブソング。愛しあってるのに次元を超えれないふたりの為のラブソング。)
3.GO!GO!眼鏡’s
(PCに取り込みつつ「わりと平気」ってビール片手に聞いてたら不意打ちでブホッってなって
ビールまみれになったキーボードを焦りながら拭いてたら思わず力の入れる方向間違って
Gのとこがバギャ!って壊れていまだに不安定にぐらぐらしたままです…Gが打てなきゃ眼鏡も打てない…)

でも忍足とカラオケ行ったら絶対間違ったふりして停止ボタン押しちゃうなー。
きっとがっくんなら親指立ててグッジョブってやってくれるはず!なんならハイタッチしちゃうよ!


もっぱら妄想と現実の区別がつかない。


逆境をチャンスに的なことを宍戸先輩も歌っていたことだし
この機会に真剣に跡部の将来のことを考えてみることにしました。
そんなことに休日を費やした。これは決して負けじゃない。
散々ぐちゃぐちゃ考えてみた結果、萌えという立場に立ってのベストオブ未来は
「眼鏡’sを秘書にしてグループ会社のひとつを任される跡部」
だということで落ち着き、お疲れ様のビールを煽る。
いやだってもうこれ最強の未来じゃね?番外編が描かれるべきじゃね?
ただし、眼鏡はみんなノーマルでいて欲しい。
たとえ毎朝「手塚ぁ、ネクタイ曲がってるぜ」とかBLな光景が公開されていようとも。
「いつ見てもかっこいいわ眼鏡’s!」って女の子達に言われててる。
「どこで見繕って来たのかしら」
「見繕うどころじゃないって、選りすぐりだよあの眼鏡」
「なんでも社長の中学時代のテニス部仲間らしいわよ」
「じゃあ幼馴染と言えなくもないね」
「ああ、だからね、ときどき忍足さんが社長のこと景ちゃんて呼んでるもの」
「えー!うそー!」
そして昼下がりの給湯室でカップリング論争がはじまる…
第一の議題、「はたしてTATはどちらが受けか」
うっかり議題を提案したものの一番の難題だったことに気づき青くなる派遣その1と、
手塚受けと発言したいけれど流され受けという個人的な趣向を口にしたら最後
これだからコネは…と絶対守りたい秘密まで暴露されかねないって疑心暗鬼の新人と、
跡部受けと言いたいけどそんなんだから結婚できないんですよと言われたら心が折れてしまうかもしれないお局様と、
リバが一番萌えるけれど断固手塚は受け的な人がこの場にいた場合殺されかねないと戦々恐々の入社3年目と、
跡部総受けだから手塚は攻めなんて言っちゃった場合手塚のことをただのちんこ扱い?と
最悪契約を切られることもあるかもしれないと怯える派遣その2の殺伐とした午後は過ぎていく…仕事しろ…
「でもさ、社長もいいけど、私は乾×手塚かな」
「うわ!そこ盲点だった!」
そして結局軟着陸…
そんな彼女達も数週後に衝撃の事実が判明するとは夢にも思っていなかった…
ある日、会社のロビーで、柄物×柄物×色物、プラス小物使い…みたいな
あー、こういうのあの雑誌(www.7andy.jp/magazine/detail?accd=M0006944)
でよく見るー!的なほわほわ頭の青年がスーパーの袋片手に
キョロキョロそわそわしている姿を警備員に発見される。
警備員が声をかけると青年は「あとべはあとべ!あとべどこ?おれあとべに会いに来たの!
あとべがいないと部屋は入れないんだよねー!鍵忘れてきちゃったしー!」
玄関の鍵をあけっぱにしてオートロックを出てくるその神経…信じられない…
「あとべ」と「跡部社長」が結びつかず、追い出さなければと警備員は思う。
そして、夏になると変な人多いからな…と先日の出来事を思い出す。
ボロボロのテニスマガジンを抱えた三十路過ぎの女性が社長に会わせてくれとやって来たのが月曜日。
水曜日には「氷帝学園入学案内パンフレット」を片手にやって来た50代の自称芸術家が
おたくの社長をモデルに絵を描きたいと語り、結局警察に連行されて行った。
しかしパンフレットに掲載されていた制服姿の社長の姿はいまだに語り草になっていて、
目にすることの出来なかった社員はついにヤフオクに手をだし
命をかけた競り合いのもと7万円2千円で落札、翌日になって我に返ったらしいとかなんとか。
木曜日には…ああ車に乗り込む社長を視界に入れてしまった蕎麦の配達のお兄さんが
つるっとこけて漫画のように頭から蕎麦をかぶったんだっけ…警備員が遠い目をしたそのとき、
「なにやってんだ?あーん?」という美声とともに「なにやっとるん」という関西弁が聞こえて来たのです。
丸眼鏡をまるっと無視して「あとべ!あとべ!」と目の前にいる社長に向かい手を振る青年。
秘書が「ジロー、おまえ、会社には来たらあかんて言われとるやろ」と言うのをふたたびまるっと無視して
「ねえあとべ、おれね、今日の夕飯あとべが食べたいって言ってた
羊のローストのタップナード風味…えーと、シェーブルチーズソース、っての
にしようと思ったのね!でもね!マスタードがなかったの!だからね、買いに行こうと思って
外に出たらまた鍵忘れたことに気づいたんだよー!すぐ戻るつもりだったから携帯もないしー!
どうしようって思ってここまで来たの!どうしよう、あとべ、おれどうしたらいい?」と社長に抱きつく青年。
受付嬢も偶然居合わせた社員も警備員もみんな事の次第を見届けようと一時停止のなか
手塚と乾だけは分厚い手帳(社員の間では閻魔帳と呼ばれている)を片手にこれからの予定を確認しあっている…
隣で忍足は斜め下45度を凝視しながらブツブツ言い続けている…
「ったく、玄関のドアはちゃんと閉めろって言ってるだろ?
玄関のドアを閉めれば鍵を忘れることはない、そうだろ?アーン?」
「オートロックを過信したらあかんて…泥棒入るで…」
「ごめん!ごめん!ごめんねあとべ!」
「ちゅうか管理人に入れてもらえばええのんちゃうか…」
そんな小さな呟きはふたりの耳には届かない。
ため息を吐きながら社長が青年のほわほわ頭をポンポンとすると青年は少しだけ体を放し、
そして社長は内ポケットから鍵を取り出す。青年の手のひらに鍵をおいて、
「大丈夫か?ひとりで帰れんのかよ?金はあんのか?」と言いながらほわほわの髪を撫でる。
声にならない悲鳴をあげ、手にしていた書類をバサバサバサと取り落とす社員。
「大丈夫!じゃあ羊のローストのタップナード風味…えーと!」
「シェーブルチーズソースがけ、だろ?」
社長のこんな優しそうな声、聞いたことない…!一時停止のまま器用に白目をむく受付嬢。
「そうそれ!作って待ってるから!」
そして青年はもう一度社長に抱きつき情熱的なキスをして、嵐のように去っていったのだった…
一斉にざわつくロビー。キス?いまのキス?っていうかヒモ?ヒモっていうかホモ?
ものともせずに会話を続ける手塚と乾。忍足はこれでもふたりの会話に入りたい。
ざわつくロビーの中心でパチン!と指を鳴らす社長。はっ、と静まる社員達。
「悪かったな。業務に戻ってくれ」
ニヒルに笑いさっそうとエレベーターに乗り込んでいく社長…whith眼鏡’s。
噂は光より速く社内を駆け巡り、1時間後には「我らが社長まさかのダメンズ、ヒモ付ホモ」
という内容を出入りの清掃のおばちゃんまで知ることに。
一部の社員はネットで羊のローストタップナード風味シェーブルチーズソースがけを検索したとかしないとか、
その後数日間眼鏡’s完全フリーと見なしたOLの徒党を組んでの合コンのお誘いが引きも切らなかっただとか、
翌朝社長がダメンズOL達に「がんばってください…」と熱の篭った声援を受けたとかいないとか、
伝説に新しい1ページ付け加え、跡部社長は今日も行く。3時のおやつは空也の最中。
遠い目で高層ビルから見える富士山を見つめ「みんな死んでしまえばええのに」
と忍足が呟いたけれど、それまた別のお話…


満足したのでもう引っ込みます。生きててごめん…なさい。