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2006年10月07日(土)   月を見ながら泳ぐこと

夜のプールその2。

息継ぎのたびに、一日遅れの中秋の名月と目が合う。我々が見る月の光は1.3秒前に放たれた光である。1.3秒前の光を目指して泳ぐこと、の意味は分からないけれどものすごく研ぎ澄まされた時間であったことだけは確かだ。

この3日間、働いていた。

ほとんど眠らずに、働いていた。

眠りたくなかったから、眠らずに、働いていた。

疲労の極点でなければ月はあのように美しく輝くまい。

冴え渡っていた。

一点の疑念も、邪念もなく。

あの光を目指して泳ぐこと。


nadja. |mailblog