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2006年09月02日(土)   真剣勝負

熱っぽさを冷ますためにプールへ行く。火曜に捻った足首はまだあまりよくなっていないのでボクササイズとウォーキングはあきらめて、ビート板の上で腕を組み、そこに顎を乗せて、バタバタ。

バタバタ。

さまざまな想いが去来する。

バタバタバタバタ・・・

答えに窮すると唇をぷいっと突き出してみせるあの顔が嫌いだった、決定的な一言がその唇から洩れた瞬間グラスをつかんだ私の手はぶるぶると震えていた、どうしても、どうしても許せない言葉、許してはいけない言葉がこの世には存在する、私はいつだって上手に対処できない、ああそうだあのときもどうして、わがままで身勝手な背中に向かって駆け出したりしたのだろう、あのときも、あのときも、あのときも、私は本当に愚かだった。

水から上がって、ビート板を片付け、ゴーグルをつけた。たいして泳げない私が顔を水につけて泳ごうとするとき、それはいつだって真剣勝負を意味する。

大きく息を吸い込み、水にもぐり、壁を蹴って。

筋肉を緊張させ、重い水をかき分けて、

もがきながら、喘ぎながら、

熱を解き放ち、過去を解き放ち。

そしてじっと前を見据える。水の中の、小さな太陽。


nadja. |mailblog