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■私が、半袖で出かけるほど、暑い。それはイコール、狂気の沙汰なみに暑い、ということである。だが剥き出しの腕を撫でていく風は生温く、裸で歩いているような気分になった。 ■嘔吐、むかつき。みすず書房から出ている合田正人さんの「サルトル『むかつき』ニートという冒険」が非常に面白い。合田さんといえばレヴィナスのイメージしかなかったので意外だ。奥付を見ると「明治大学教授」とある。合田さんに弟子入りする、といって鼻息荒く都立大大学院に進学した彼はどうなったんだろう? ■去っていった男たちのことを考えるときのあさましさだけは救いようがない。 ■誰かが、どこかで、こんなふうに私を、思い出すことがあるのだろうか。 ■たとえば、キミがコルドン・ブルーを飲むときに。Hirisの匂いを嗅ぐときに。シモーヌ・ヴェイユの著作の前を通り過ぎるときに。パエリアを食べるときに。白いワンピースを脱がせるときに。 |