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■いともたやすく人の命が奪われるこんな時代だから、人を殺した者の命などはもっとたやすく奪われてしかるべきなのだと理解―誤解?していた。 ■ミサイルを打ち込まれても穏やかに笑っている国。遠い異国の地で異国の男がサッカーに興ずる様を眺めやる。鮮やかな芝生の上に表示されたニュース速報の白い文字はあまりにも場違いで。 ■何かおかしいんじゃないの? ■おかしいに決まってるじゃない、と返す唇に消し去りがたい冷笑。 ■こじ開けられた目から、耳から、「情報」を流し込まれて、それでも私はアナウンサーのように「では次の、」とうまく言えない。 |