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2006年04月08日(土)   もはや貴女の羽は

吐いても吐いても、どんなに吐いても、まだ吐き足りない、と悶え、吐くものがなくなっても、それでもまだすべてを拒絶するかのように吐きたがる内臓に恐怖を感じつつ。

3時間、我慢したけれど、寒気がひどく指先や足先が痺れ始めたので救急車を呼ぼうとした私を、泥酔していた母親が「救急車なんかかっこ悪い」と押しとどめる。自分の客の内科医に午前5時に電話をかけて「うちの娘が」と留守番電話に意味をなさないメッセージを残す。

誰も、貴女の助けを必要とはしていない。

貴女のやり方は何もかもが的外れだ。

もはや貴女の羽は私を守れない。

そう確信した午前6時、私は救急車に乗った。母親を残して。

そこに誰かがいれば頼りたくなり甘えたくもなる。頼ることも甘えることもできないばかりか邪魔をし足かせさえはめるというのなら、そこに誰もいる必要はない。一緒に暮らしてさえいなければ憎まなくてもいいものを。


nadja. |mailblog