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2006年03月06日(月)   黒い羊の睡眠

羊を数えているうちに黒い羊は本当に眠り込んでしまった。朝を忘れ昼を忘れ夜を忘れ、二度目の朝の真ん中あたりでようやくよろよろと起き上がってはみたが割れんばかりに頭が痛むのでこれからまた横になるだろう。

ひどい無駄だ、と黒い羊はひとりごちた。

否、否、ヒツジくん、無駄でないことなど何一つないのだよ、と遠い昔、無駄なことなど何一つない、と言い放ったはずの女が呼びかける。


nadja. |mailblog