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2006年02月13日(月)
箱
一切滞ることなく用意されている、「私の日常」。朝7時に起き、オートミールを少しだけ食べて、今は胃の具合がよくないからコーヒーにはミルクをたっぷりと入れ、煙草を吸って、歯を磨き、顔を洗って、化粧をし、髪を整えて、8時25分には家を出る、そうすればもう、ベルトコンベアに乗っているのと同じ。会社に行けば、話すし、作り笑いも浮かべてみせるし、相談、という名の雑談にも加わる、あとは8時間が経過するのを待つだけ。
今日ばかりは、そうやって自分を縛ってくれるものの存在を、ありがたいと感じた。だから、いつもの倍以上、丁寧に仕事をした。
これから、どうしようか。どこへ行こうか。何をしようか。
白い箱の中に、そんな問いはない。
*****
これから、を一切剥奪された匣に横たわる彼。
*****
私は、白い箱の扉を開けることができる。
*****
明日は、どうしようか。どこへ行こうか。何をしようか。
nadja. |
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