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2006年01月15日(日)   Five Years Dead

帰りの地下鉄で目があったのは、多分随分前に2ヶ月ほど付き合ったことのある人だったと思うのだけれど確信が持てなかった。名前すら思い出せなかった。向こうもそんな感じで何度か目があったけれど、やっぱり確信が持てないのか、すぐ目を逸らせて何かを思い出そうとしているような仕草をする。もしもその人だったとしたら「あのーどこかでお会いしましたか」なんていうのもアレだし、全く別の人だったとしたら妙なことになるので黙っていた。

結局うやむやなまんま、けれど何故か同じ駅で降り、その人は自転車に乗って南へ、私は歩いて西へ向かった。

東京に転勤になった、というのは聞いたし、大阪にまた戻ってきた、というのも聞いた、からもしかしたら本当にその人だったかもしれない。私がなんとなく覚えている面立ちからすると幾分痩せてすっきりしていた。その人の記憶の中の私は幾分どころかかなりぽっちゃりしていることだろう、そしてこんなに疲れていない。

どのくらい前のことだったのか思いだすのも困難で、今紙に書いて計算してみたらそれは5年も前のことだった。

5年もの間、飽きもせず、肉を、骨を、削り続けている。


nadja. |mailblog