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それは多分、また約束を破った私に届けられた言葉が労わりに満ちていたから。 私たちは一緒に眠ったことなどなかった。体温と体温が交じり合った生温い空気は私の脆弱な眠気を殺し、彼が眠っている間、私はずっと起きていて、薄暗い部屋でパソコンのキーボードを叩いていた。 私が今から飲み下す雪のように白い錠剤があの頃手元にあったなら、私たちははぐれずに済んだかもしれなかった。いつだったか、雪の降った夜、キミはもう何日も眠っていないじゃないか、と言って彼は自分の部屋へ帰っていった。 皮肉な話。 |