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2006年01月03日(火)   あまりに鈍感

泣く、のか。泣いて、いいのか。自分が正当に評価されていない、という理由で。そんな発想は私にはなかった。不当な評価にさらされる、ことが常態化しすぎて「まあこの程度なら」で妥協することが日常化しすぎてまさかその不当さに対して声をあげていい、だなんて思いつきもしなかった。そんな権利があろうとは、思ってもみなかった。

涙に値するような事柄ではない、と思っているからか。そんなことは所詮、本質に属する事柄ではないし、そんな評価をもらったところで嬉しくも誇らしくもない、と思っているからか。鎖骨を砕いていくほどの重圧を課せられているというのに。

あまりに鈍感、なのは多分私なのだ、と彼女の涙を前に思い知る。

正当な評価を得るためにもがくこと、私にはこれだけの価値があります、と宣言すること、その宣言を証明するために結果を出してみせること、出した結果を認めさせること、嗚呼おこがましい、すべておぞましいほどにおこがましい、真の、絶対的なものは、もがきもしないし、宣言もしない。

・・・という考えこそが吐き気がするほどおこがましい、多分。私は今日、彼女の涙が羨ましかった。感情の自然な発露、をどこに忘れてきたのだろうか。


nadja. |mailblog