K馬日記
サリュウラヴケーマ号とバリトンサックスの『ウエエ、ウエエ』なわだち
今までのK馬古くさいK馬近未来的なK馬


2007年04月15日(日) 戦士の休息

やっぱりね、哲学はおもしろい。
親父からもらった「東大授業ライブ」を4講義分ヨンダッツ。
「再生医学」「代数幾何」「民主主義」「哲学(存在論)」の4つ。
存在論は凄い興味心を駆られた。
マルチン・ハイデガーって人が、どうやら哲学界の巨匠らしい。
自分の「存在」についてスポットライトを当ててみると、当たり前の「存在」が随分な成分を含んでることに気付く。
そもそも自分の存在は、その各人に対して存在の仕方を異としている。
他人の主観はそれぞれ異なっているのだからそれも当然だけれども。
あと、自分の世界内存在っていうのも読んだ。まあ、これ以上は描かないけど。
おれも哲学やってみたいねえ。大学でさ。

えっと・・・、映画見ました。
「ニンゲン合格」と「燃えつきた地図」の2つ。
「燃えつきた地図」はつまんなかったので途中でやめました。
いや、単純に話が分からなくなった。
小説で読んだ方が面白いんだろな。
で、これ1968の作品なんだけど、カラーなのね。
1966の「他人の顔」はモノクロなんだよね。
この2年で、テレビのカラーモノクロの違いが起きたんだなあと思ったよ。
「ニンゲン合格」はおもしろかった。
14歳の頃から10年間昏睡状態にあった主人公が再生していく話。
空白の十年で両親は離婚し、ソ連は解体した。
馬一頭の牧場をつくり、そこで一時ニンゲンとしての価値を見出す。
家族も徐々に集合し、幸せなときを過ごすが、昏睡状態の事故を起こした男と再会してしまう。
男は自分の十年も壊されたと主張し、幸せに暮らす主人公を恨む。
そして、男はチェーンソーで牧場を破壊する。
しかし、主人公は怒るそぶりもみせず、自ら牧場を壊す。
そして翌日、自分のニンゲンとしての証を確認した主人公は死ね。
おもしろいよ、これ。みるべしみるべし。1999ねん作品。
主人公の心が死んでる演技が良い。役所広司もいい味出てたし。
安部公房原作の「燃えつきた地図」は期待してた分残念でした。
「他人の顔」コソハ・・・。

さてさて、今期ドラマもちらほら始まってきましたね。
「時効警察」ってすんごいおもしろい。前作から思ってたけどね。
で、今「冗談じゃない」を見てたんだけど、上野樹里はやっぱりかわいい☆
「わとうたちの教科書」はいまいちでしたね。作品的に。
いまの文で、絵仏師良秀を思い出す人はえらいよ。

ぐっば〜い。


多田K馬 /K馬への報告 /これ押すべし(≧ω≦)ノシ

My追加
/わたちのともだち 人よ