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らいおんたいがーにっき その4
みっぴ

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2005年11月16日(水)
季節は冬

猫の餌を買いに行って
自転車で冬みたいな風を切る
冬みたいだー 冷たい空気

こんな時にあぜ道の向こう側に飛び降りたら
きっと陽だまりがそこにあって
枯れていく草が乾いて香ばしい

風がびゅんって急に強く吹いてデジャブを運んでくる
あたしこの街で1年も暮らしてないのに
どこかで嗅いだ匂い
どこかで見た風景

どこだろう??

猫の餌を買って帰り道
言い出せなかったこととかさ
そういうことはもうないようにしなくちゃ

いつもガムを噛んでなにかいいことを考える
ニヤってするような
そんで彼を笑わせようとか考える
しかしなー

今日は再就職のための健康診断だったんだが
内科検診の聴診で胸をひらいたら
あ おもいっきりキスマーク。。

医者の視線が一瞬止まったんだよね
ま いっか どうせもう会わないしなんて思ってた

「はい いいですよ」と言われて上着を着ていると
「○○システムに勤めるの?」と医者

「はい そうです」と答えると

「ぼくもあそこの仕事いってるんだよ よろしくね」と

「ああ そうですか」。。。。

まいっか

風が冷たい
きっともうすぐ彼が帰ってくるよ

もともと料理人の彼に何かをつくるってのは
最初は緊張したものだけど
最近はそーでもないよ

どっちにしても最初っからそうだった
っていうのは 
あたしがつくるものは
何かがおかしい どこかが間違ってる 

そこは愛嬌愛嬌 愛情愛情

ルーシーもいってた
愛こそすべて
だからいいの