月に舞う桜
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| 2006年04月17日(月) |
時の巡りに敏感でいたい |
具体的に書きたいことがあるわけではないけれど、無性に「何か」を書きたいときがある。仕事も3週間目に入って、今日はだいぶ余裕があるのかもしれない。 研修室は見晴らしが良い。窓も大きく、晴れた日には遠くまで見渡すことができるので、休憩時間は窓の傍に行ってリフレッシュしている。 研修室から見えるマンションのベランダには、前日から鯉のぼりが揺れている。もう、そんな時期なのだ。 物書きのくせに、私はどうも観察眼があまりないらしい。せっかく徒歩通勤なのだから、往復4、50分の間にもっと周りの景色や人々に目を向けて、観察力を養った方がいいのではないかと思う。でも、それは自宅に帰ってほっと一息ついた今だから思うことであって、通勤時はひたすら前を向いて先を急ぐんだよなぁ。駅前を通るので、朝は特に人通りが多く、周囲観察なんてしていたら危ないことこの上ないし。きっと、私をよく知っている人は(つまり、私がちょっとボケていることを知っている人は)、「きょろきょろしてたら、周りの人を轢くからやめなさい!」と言うに違いない……。 でもね、一歩立ち止まって、空や季節の移り変わりや空気のにおいやビルの並びに目を向けられる余裕は、持っていたいと思うんだ。
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