鮭肉色のカーニヴァル
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2005年07月12日(火) 

 朝五時からお散歩。お茶を飲みながら桜並木をのぼった。周りを見ておもう、けっこう犬をつれて歩いてるひとがいるもんだ。ぼくも誰かに散歩に連れてってほしい。従うのって清々しいから。とくにこんな朝は何も考えずに主人についていきたい。部屋にもどって昼寝してデュマの『椿姫』を読む。これもまあ高級娼婦につかえる犬=男の物語だ。夜はジョナサンで耽読。

 お金とかナンパとかいう文字をみるたびにぼくの胸はぼこぼこ凹む。まえにぼくがいた場所が金銭的成功や社会的成功に結びついていると考えるとすごく憂鬱になる。いまはふにゃふにゃしていたい。昔のブックマークはぜんぶ消してしまおう。イノセンスをかぶって眠りにつく。




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