さよならクサナギツヨシ〜そんなあなたが大好きです
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2005年07月17日(日) 仕事とプライベートの融合〜中上級編

昨日に続いて、私が公私混同もどきをした話。

2002年の夏だったと思う。
韓国の大学生が、短期留学をしてきた。
観光科の学生でかなり日本語も勉強している。
私は、中上級のクラス20人ぐらいを担当することになった。
中上級といえば、かなり日本語が堪能なはず。
私は、そんな彼らのために、いろいろなカリキュラムを組まなければならない。
読解や討論など。日本語の新聞や、時事を使った授業。

でも、一つの教材はもう決まっていた。
その年のお正月の特番、NHKハングル講座だ。
ぴんと来る方はすぐおわかりになるだろうが、チョナンカンがゲストの番組だ。
教材というか・・・いや、まあ、はっきりいえば、『うちの剛が・・・(またいっちゃった)』と自慢したかったのだ。
今、その時のビデオを引っ張り出すのは、一苦労なので見て確認できないのだが、
確か剛も語学学習の方法について日本語で、ちょっと話していたと思う。
後は、韓国の正月の話をしたり、そう、尾崎豊の『I love You』をハングルで
歌っていたなあ・・・ちょっと、そこは、カットさせてもらったけど。(え、Why?)
今、思い出したが、『チョナンカン』も教材に使った。
『韓国に住む外国人にチョナンがインタビューする』シリーズがいくつかあって
それも見せた。その韓国語の会話を日本語に訳してみよう、とか何とかやったと思う。
彼らは、チョナンの発音が、ちょっと子どもの舌足らずの言い方に似ているらしく
『かわいい、かわいい』と言っていた。
しかし、彼らは、驚いてもいた。
自国で、こんな短期間に、しかも芸能人がここまで上達することに。
(剛の説明として日本一忙しいクループに所属している人と私が強調したせいもある)
そして、私も語学の教師をしているので、外国語を自国で学ぶことがいかに難しいかよく分かっているつもりだ。
やっぱりうちの剛はすごい!えへん!どうだ!(イタタタタタ)
当時の私は、韓国人に言いたくて言いたくてたまらなかったんだろうなあ。

あの頃は、木村君を知ってても、剛は全然知られていなかった。
もちろん、日本語を学習する学生達なので、日本の芸能についても結構知ってて、
アムロナミエや、Xjapan、アユなんかが有名で、SMAPも知ってたけど、
剛のことは本当にまったく全然認知されていなかった。
私は、日本語が上手な彼らに、『いつか、カレは韓国で有名になるから、覚えておくように』と熱弁をふるい、
『ソウルのどこかでカレを見たら、必ずその場ですぐ知らせること』と無理難題を押し付けた。
結局、連絡はなかったけど。

あれから、数年・・・
剛は、ますます韓国に傾倒していって、次第に私を焦らせ・・・
今では・・・


『もうええよ、もう韓国はええやん』

なんて、思う鬼ファンがここに一人。

                                                                      かみいず



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