回り道のついでに
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2005年08月21日(日) アツサ


 白ヤギさんの体は熱かった。
 大きい犬とは全然違う。
 体も、息も、唇も、その口付けも。
 それであたしは、全然満足じゃない。
 後味が更に悪い。
 苦い味が、体中に広がる。

 あたしが寝ていると、体中に手が這う。
 目覚めると、あたしの上に人が居る。
 
 これは何だろう。

 息できない苦しさ。
 身動き出来ない不自由さ。
 ずっと攻められる夜。

 怖かった。
 
 男の人なら、片手であたしの首を締められる。
 そういう怖さだ。

 戻っておいでよ。
 君じゃなきゃ、駄目なのかも。
 もう一度、あたしの髪を撫でて。
 あたしに触って。
 
 君はあたしの最後の砦だったのに。
 


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