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絶対的な響きをもって鐘の音は時を告げた あとがき


 まず最初にお詫びを申し上げなければなりません。
 藍染隊長ファンの方、志波家ファンの方、本当に申し訳ありません。超・独自設定にしてしまっています。本当に本当にすみません。管理人は両者が大好きでございます。本当です。本当なんです。
 そして下の方に追記で、注意とお詫びがございます。

 あまりの申し訳なさに文字を小さめにしてお送りいたします。
 ちょっと今は勢いで書きますので、後から書き直すかもしれないあとがきでございます。

 そしてなにより。
 ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました。
 そして、申し訳ありません。
 暗いままオハナシが終わってしまいました。いや、まだ続きますけれど、それでもこの話自体はここでお終いです。これは予定通りでしたけれど、ここまでするつもりは管理人にはありませんでした。
 はい。
 健全指向の管理人は、このようなことにするつもりは全く、全く、ありませんでした。

 管理人の妄想では、入学までは二人に一緒にいてほしい、という思いから、学校までは一緒に来ることになっていました。原作の描写ですと、どーうも、乱菊がギンに置いていかれたように感じるのですが、そこはそれ、愛と妄想で、ていうか乱菊が気の毒すぎて、危険な地区に乱菊を置いていくようなことをギンにしてほしくはなくて、管理人は「入学までは一緒」ということにしました。
 でもですね。
 死神になってからの疎遠っぷりから想像するに、学校でも疎遠なのではないかと思うのですよ。仲良かったり、幼なじみということが知れ渡っていたりしたら、ギンを疑うときには、乱菊に訊いてきそうなものですし。
 よって。
 学生時代は疎遠、と考えました。
 ならば、そのきっかけがなくてはなりません。

 管理人が考えた「きっかけ」が、ギンと藍染隊長との出会い、です。

 元々、かなり早く出会ってほしい二人だったのです、藍染隊長とギンは。そして隊長は最初から真っ黒を突っ走ってほしかったのです。ほら、黒い二人には通じる何かで。
 ギンが真っ白い人間だとは、管理人は思っておりません。
 黒いからこそ、もしくは黒い部分が強いからこそ、白に焦がれてやまないのだと思っております。
 けれど、黒いからこそ、黒に気づく。

 この「きっかけ」で、ギンは乱菊と疎遠になろうとすると思うのですが、嘘を言うだけでは乱菊が信じないと思ったのですね。自分が書いてきた乱菊は、嘘を鵜呑みにはしないだろうと。
 ならば、ギンの本心であり、かつ、真実ではないことを言わせるにはどうしたらいいのだろう。乱菊が信じるような、乱菊が傷ついて自分から離れるとギンが考えそうなことは、何だろう。
 そう考えているうちに、ああ、してしまえばいいのか、と思ったのです。えげつない表現にならないようにしてみましたが、えげつないか、すいません。

 二人は思春期です。その人の性的指向にもよりますが、おそらく、それなりに意識する頃だと思います。底にある暴力性なども、最も表面に出やすいころだと思います。
 それを利用させました。

 本当は、プラトニックでいてほしかったのです。そう話を進めるつもりでもいたのです。けれど、いくら書いても納得できず、結局、避けていた方に進んでしまいました。避けていた、というのは、私が乱菊にあんな目にあってほしくなかったこと(だから本当に心苦しい)、そしてギンにあのような形で想い(それは恋でもないようですが乱菊より多少形を持ったもの)を表面化させたくはなかったことからです。それでも、あの流れは私自身にとっては納得のいく方向でした。そして、あんな方向だからこそ、ある意味まだ二人はプラトニックだと思います。
 ですので。
 これはどうしてもイヤ、と仰る方もいらっしゃることと思いますが、どうかどうか、お許し下さい。

 が、一応明記しておきますと、管理人は無理強いの行為は犯罪として認識しておりますので。いけないんですよ、ホントはいけないんです。無理強いしては。明記しておかなくても大丈夫かなとも思いましたが、やはりここは書いておくべきでしょうと思うので、書きました。どんな年齢の、どんな人が読んでいるのかわからない場所ですから、ネットとは。
 ただ、どうしてもあの場面でギンには(自分自身をも対象として含む)破壊行為に転じてほしかった。そして乱菊には壊れずに受け止めてやってほしかった。これはもう話を書いていた人間としての願望です。現実的に、あんな行為自体はしてほしいわけでも認めているわけでもありません。不快に思われた方、不快どころではなかった方、本当に申し訳ありません。(20050712 追記)

 加えて申し上げますと、これまで散々流血暴力描写をしてきたわけですが、暴行ならびに殺人も犯罪行為とみなしておりますよ。こんなこと、明記せずとも当然とも思うのですが、上にあれを書いたなら、これも一応、ということで書いておきます。現代社会において上に述べた行為は犯罪です。管理人個人の思想としては色々と別にありますが、それを語り出すとどうしようもないので語りません。
 こういうことをいちいち明記しておこうと思わせる事件が多すぎてうんざりします。……殆どの方はきちんと大人で(年齢という意味ではなく)、きちんと考えをお持ちだと思っていますけれど。私が神経質なだけでしょうけれど。(20050713 追記)



 続きは学生時代編です。まだ書き始めてもおりませんので、しばらく長編の更新はないと思います。それに、原作の方がめくるめく展開を見せておりますので、どうにもこうにも話がまとまらなさそうです。
 それでも、必ず書きます。このままでは終わらせたくありません。いくら二次創作といっても、それでも自分の中で決着をつけたいものですしね。


 自分勝手な妄想を、つらつらと書き連ねて、五万七千字強、となりました。長! 長すぎ!


 未熟な文章にここまでおつきあい頂き、本当にありがとうございました。
 心から、御礼申し上げます。

  20050711






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