* たいよう暦*
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2004年03月13日(土) 白川郷

合掌造りの村落は、背景に雪山をしたがえひっそりとたたずんでいました。
雪の残る田畑と、急な傾斜の「合掌造り」と呼ばれる茅葺(かやぶき)屋根の家々。
わたぼうしをかぶったような、雪のふりつむ白川郷には出会えませんでしたが、屋根の雪が春のひざしにとけだして、きらきらきらきら、ひかって流れおちていました。
きらきら、きらきら。
太陽の光に輝く水のしずくが、とてもとてもきれいでした。

小さな村落は、世界遺産であると同時に、生活の場でもあります。
観光客が写真におさめる為、カメラをかまえるその後ろには、ごく普通に洗濯物がほされていたりします。

生活する人の息づかいが聞こえてくるような生きた場所。
だからこそ、よけいに魅力的に見えるのかもしれません。

山々に囲まれた、時の止まったかのような小さな村落は、とてもいい雰囲気でした。

今度は厳冬に訪れて、屋根に降りつむ雪の白川郷も見てみたいなあ・・・。



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