まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2012年04月20日(金) ■あっぱれ!な花

昨日からの続きで、「地湧金蓮」の話です。
この花について、係の方は、



「この花は、とても役立ってくれるんですよ。
 そして、とても、いい仕事をしてくれて、
 本当にありがたい花なんですよ〜」




というのです。
私は、この花の役割、仕事があると聞いて、
とても興味を持ち、係の方に、



「えっ、どんな役割や仕事が
 あるんですか?」




と、聞いてみたのです。
すると、わかったのですね〜
そして、




「おおっ、なるほど、
 そうだったのかっ!
 やられたねっ、ふふ」





なんてほめてあげたくなったのでした。
確かに、立派な仕事をしてました(笑)

と、その役割、仕事について書く前に、
「高岩寺信徒会館」について書きますね。



この「地湧金蓮」について聞きたくて、
「高岩寺信徒会館」に入ってみました。
すると、係の方に、
「ぜひ、中も見ていってくださいね」
と、声をかけられたので、
じゃ、ちょっと見てみるかと決め、
中に入るとこんなでした。









何をやっているのか分からなかったのですが、
係の方が、「こけし展」や「仏像展示会」を
していると教えてくれました。
こんな展示会ね。








しろうとの方の彫られた仏像ということでしたが、
みごとな仏像もあって、じっくりと見ると、
それなりに味わいがあるのでした。








「みなさん、長い時間かけて、
 ていねいにていねいに彫って、
 おられるのですよ」




と、係の方が教えてくれました。
確かに、味わいはあるし、
わぁ、すごいなぁと感じる仏像もあったけど、
例えば、これなんかすごかったですね。
とてもしろうとの方の作品とは思えないほどでした。








ま、そうなんだけど、



どう見ても地味。
しかも、
会館の外観も地味だから、
中で何をやっているか、
何屋さんかわかりづらい。

だって、今日だもん、
この会館の存在に気がついたの。
この「地湧金蓮」のおかげだもん。





はい、ここです。
そうです!
「地湧金蓮」の役割は、
そんな地味な会館の入り口で、
人目をひくこと、
だったのです。
そのために、入り口に
置かれていたのです。





その役割は、確かに充分果たしていました。
私以外の人も、何人も何人も「地湧金蓮」に
集まっていましたからね。



実は、それだけではなく、
さらに、
いい仕事もしていたんです。





それは、私のように、
「地湧金蓮」に興味を持った人や、
「地湧金蓮」に集まってきた方に、
係の方は、
「花だけでなくて、
 ぜひ、何に入って、
 中も見てください。
 お時間とらせませんから、
 どうぞ、どうぞ〜」
と、中に誘導もできるのです。
そして、中の仏像展を
見てもらうことができるのです。





はい、
私がそうだったように(笑)




そんな人目をひく役割と、
中への誘導という仕事を
していたのですね。





つまり、まんまと、私は、
「地湧金蓮」にやられたのですね。
「地湧金蓮」に引きつけられ、
係の人に「どうぞ中へ」と言われ、
ちゃんと中の展示を見たのですから。
「地湧金蓮」あっぱれ!です。





係の方が、しみじみ言っておられました。




「この花のおかげで、
 お客さまが入ってくれるんです。
 こうして花に
 集まってくれたお客さまに、
 声をかけることができるのも、
 この花のおかげです。
 でなければ、
 声をかけることもできません。
 本当に、ありがたいです」





なるほど、本当にそうだと、
本当にほめてやりたくなりました。
そして、やっぱり手を合わせたくなりました。
(合わせてきました)




この花「地湧金蓮」
今日も、巣鴨地蔵通商店街の
高岩寺信徒会館前で、
ひっそりながら、
立派に仕事をしています。









みなさま、巣鴨地蔵通商店街に行く機会が
ありましたら、ぜひ、この「地湧金蓮」を
見て、会館の中に入って見てくださいね。
「地湧金蓮」も係の方も喜びます、きっと。




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