まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2012年04月19日(木) ■思わず手を合わせたくなるような花

巣鴨地蔵通商店街は天気がいいと人がいっぱいです。
これからの季節は、ますます人が出てくるようです。

おばあちゃんの原宿と言われているように、
確かに高齢の方も多いですが、もちろん、
若い方もたくさん来ていますよ〜
楽しい(笑える?)お店もたくさんありますしね。
私も、すっかり好きになりました。



なぜ、高齢の方が多いかというと、
とげ抜き地蔵で有名な「高岩寺」があり、
このご利益が
「病気の治癒改善」「ぽっくり死ぬ」
などと伝承されているからです。
こちらのお寺ですね。









また、水かけ地蔵があり、自分の痛いところに、
水をかけると、よくなるなどとも言われていて、日中は、
水をかけるのに並んで待つこともあるほどの人気です。
(写真の奥左側にあります)



さて、今日書きたいのは、
この高岩寺のすぐ横にある、
こちらの会館前にあったものです。






(「ぜひ、紹介してください」と、係の方に、
 お願いされたのでアップで紹介)



前からあったと思いますが、
つい最近気がついたのです。
こんな感じのもの。








「なにやら不思議なもの発見!
 何かしら、何かしら?」




そう思って大急ぎで近づくと…




こんな花が
立っていたのです。









もっと近づくと、
ほら、こんな。









なんとも不思議な…
それでいて手を
合わせたくなるような、
そんな花があったのです。





ね、手を合わせたくなりませんか、
この神々しさに。
(下の方は、やや間抜けだけど)




しかしっ、
この会館の方に聞いたら、
これは、花ではないそう。
実は、花はこっちだって。









わかりますか?
苞の間から見えている小っちゃな花。
こちらがこの植物の花、だそうです。




花のように見えたものは、
葉の変形したもので、
花を保護する役割がある
苞(ほう)といわれるもの
だそうです。

さらに、びっくりなことに、
この苞は、長い時間かけて、
ゆっくり一枚一枚開いていき、
最後まで咲くのに4〜6ヶ月も
かかるのだそうです。





相当長く楽しめるそうですよ。
この植物の名前は、









「地湧金蓮」
読んで字のごとく、
「地面から湧いてきた金色のハス」
という意味で、
ハスの花に似ていますが、
ハスとは全く無関係。
バショウ科の植物だそうです。





思わず、手を合わせてきましたが、
会館の係の方に言わせると、
この花には、そのほかにも、



「とても大きな役割があり、
 とても役だってくれています。
 ありがたい花なんです」




とのことでした。
とても興味があったので、
このことを聞いてみたら、
「なるほど、そうか!」
と、思わず、笑ってしまったのでした。
この話は、また明日。




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