| 2007年11月06日(火) |
1玉3150円の「元気玉」の味は? |
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さて、昨日からの続きになります。
父店主は、私に、 1玉3150円もする「元気玉」を食べてみないかと、 進めてくれた。 しかも、こんなふうに言って。
「舌の先でね、転がすように食べてみて。 ちょっと仁丹のような味だよ」
どうやら、「元気玉」は、 水で、ごっくり丸ごと飲んだりしないで、 舌の先で転がすように、じっくりと、 溶かして飲み込むもののようだ。
見た目は、やわらかいチョコレートだ。 しかし、一応クスリだから、 チョコレート味ではないはずだ。 私は、店主の言葉に頷いて、元気玉を ひとかけもらい、口に入れてみた。 そして、舌の先で転がすようにして、 じっくりと味わってみた…
どれどれ…
おっ…こっ、これは…
なんとも言えない味だね… 甘みはほとんどなく、 ねっとりしていて、 少々苦みがあって、 ほんのりクスリくさい。
まぁ、強いて言えば…
栗から甘みをすっかりとって、 それにプルーンを加えてよく練り、 それに、酢を少し入れ、苦みを入れ、 それにクスリを入れたって感じ。
って、わかります? わからないと思いますが、 でも、そんな感じなのだ。
店主が言ったように、仁丹の味かとも思うが、 私が覚えている仁丹は、小さな粒で、 いつも、それをただ飲み込んでいたので、 私にはよく仁丹の味がわからない。 でも、店主が言うのだから、 そんな味なのかもしれない。
ともかく、私は舌で転がして飲み込んだ。 好んで食べる味ではないが、 別にいやというほどのものでもない。 これを、2玉食べている人もいるのだから、 きっと、慣れればおいしいのかもしれない。 ちょっぴりだから、食べても、 体に何の反応もでなかった。
ともかく、私はちょっぴりだが 「元気玉」を食べることができた。 父店主は、私の反応を気にして、
「どうですか?」
と聞いたが、私は、
「何とも言えない複雑な味ですね」
と、答えると、父店主は
「そこが深さなんですよ、いろんな生薬が 入っているので、何とも言えない味なんだな」
などと、言っていた。 そして、
「ともかく、これは、お母さんには いいと思いますよ。本当に元気になる成分が たっぷり入っているし、今なら、1箱10個入りを 買うと、もう1玉おまけがつくからお得ですよ」
と、すすめてくれた。 11月いっぱいは、 1玉おまけキャンペーン中だということだった。
私は、母にも相談してみるとパンフレットをもらい、 もう一度、店内をじっくりと見てみた。 すると、こんなPOPが目についた。

「冷たいあなたと呼ばれないために 冷え性・低体温→大病の原因」
などと、書いてある。 実は私は、低体温でもあるので、 これもちょっと気になったのだ。 そこで、このPOPについて聞いてみた。
「ああ、低体温ですか、それに貧血? それならね、元気玉より、 こちらの商品の方がいいですね」
と、今度は「コンクレバン」と いう商品を進めてくれた。

何でも、この商品は、
「人間の体の細胞の原料となるアミノ酸と ビタミンB群がたっぷり入っていて、 低体温の方には、ぴったりなものですよ」
と、これまた、 このコンクレバンを試飲させてくれたのだ。 飲んでみると、少し甘くて、割とフルーティで、 酵素よりは、遙かに飲みやすいものだった。
父店主は、私には、 コンクレバンの方がいいといい、 効用を話してくれた。 その効用は、
○体力アップ ○免疫力UP ○脳イキイキ ○お肌きれい ○脂肪燃焼
だそうだ。 いいね。
そして、これを飲んだ30分後くらいから、 カラダがぽかぽかしてきて、体温があがり、 体温が上がると、内臓の働きもよくなり、 免疫力もあがる、ということだった。
また、アミノ酸は内臓の動きをよくするので、 鉄分もとりやすくなり、貧血もよくなると 教えてくれた。
「お母さんには元気玉。 あなたにはコンクレバンだね」
と、店主はきっぱり言った。 私も、なんとなくそんな気がしたが、 今日は、お金がなかったので、 そんな店主に向かって、
「はい、母と私で検討してみます」
などと言い、丁寧にお礼を言い、 この漢方薬屋さんを去ることにした。 あ、ちなみにコンクレバンは3本で8190円で、 これでだいたい一ヶ月分くらいだって。
さて、そんなわけで、 漢方薬について、あれこれと情報を得てきた。 帰ってきてから、実家の母にこの話をすると、 母はあっさりこう言った。
「私は、養命酒でいいわ」
そうだった、母は養命酒派だったのだった。 というわけで、母の元気玉はなくなった。
私は、いろいろと考えてみたが、 一度「コンクレバン」を飲んでみようかと 思っているところだ。 いろいろ疑っても、なんだかんだ疑問は残っても、 とりあえず飲んでみたくなる性格なのだ。 なんでも一度はやってみる精神だ。 飲んで何か成果があったら、ご報告します。
最後に、この店には、 やや怪しいこんな人形が立っている。

いろいろな意味がある人形だと思うが、 この人形の足のところに、 違う足があって、なんだか不気味なのだ。 何ですかね…これは。
この人形についても、今度コンクレバンを買いに 行ったときにでも聞いてみることにします。 驚きの事実があったら、ご報告しますね。
てなわけで、漢方薬のお話でした。
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