まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2007年10月01日(月) ああっ、恥ずかしい…

昨日からの続きです。


さて、コンビニの袋をゲットして、
大急ぎで、ぎんなん街道に戻ってくると、
なんと、そこには、
ずんぐりむっくりとした、一人のおじさんが、
とったばかりにぎんなんを入れた袋を持って立っていた。



ああっ、
やられたっ!
遅かったか…




なんて思いつつ、おじさんに近づくと、
意外にもおじさんは、
こう言ったのだ。


「あっ、あんた、
 戻ってきたのかい?」



私は、かなりビックリした。


「え、私を見ていたんですか?」

「そうだよ…俺は、さっきから、木の上に登って、
 ぎんなんとりをしていからさ、
 写真とか、撮っていたろう?
 何をしてるのかと思っていたんだ」



と、いうのである。
そう、だから、風もないのに、目の前に、
ぎんなんがぼたぼたころりんと、
落ちてきていたのだ。
おじさんが、とろうとして、
落ちたりしたぎんなんたちだったのだ。


そして、このおじさんは、木の上から、
私が、ぎんなんを足で潰して、
ぎんなんに声をかけながら、
写真を撮っている一部始終を
見ていたのだった…




ああ、恥ずかしい…



そして、そんな私が戻ってきたので、
びっくりしたらしい。
そこで、言い訳するように、


「ぎんなんがいっぱい落ちていたけど、
 袋がなかったので、近くのコンビニで
 袋をもらってきたんです」



などと、言うと、おじさんは
またまた意外にもこう言ったのだ。


「ああ、そうか、じゃ、拾いなよ。
 まだ、いっぱい落ちているだろう。
 俺、地面に落ちたヤツは拾ってないからよ。 
 もう、ほら、こんなにとったしな。
 これだけとれば、充分だ。
 ぎんなん売るわけじゃないからな」



そう言われて、おじさんの回りをみると、
確かに、さっき落ちていたより以上の
ぎんなんが地面に落ちていた。

そして、おじさんの手には、
ぎんなんがたくさん入っている大きな袋が
握られていた。

おじさんは、その大きな袋の中身をみせてくれた。
これが、おじさんのとったぎんなんたちだ。
大きな袋に、本当にいっぱい入っていた。
ほら、こんな。






でも、この木に登るなんて…
すごいな、と思ったのでこう質問した。


「おじさん、この木に登ってとったの?」

「うん、ほら、この木の横にトラックを止めて
 それを足場にして登ったんだよ。
 こうすると、すぐに登れるんだ」



と、いうことで、こんなふうに、
トラックの屋根から、登ったと言うことがわかった。


なるほどね。
これなら、すぐに登れる。







そんなやり方もあるのか、と
思い、感心していると、
おじさんは、さらにこんなことを話し始めた。


「このぎんなんの木は実が大きいんだよ。
 だから、毎年とっているんだ。
 他にもあと、3カ所ばかりあるけど、
 今年は、このぎんなんの木の実りがいいよ。
 ここのぎんなんは大きくていいよ。
 だから、とっていきな。
 俺はもう、行くからよ」



そういうと、おじさんは、
トラックに乗って、行ってしまったのだった。
このおじさんは、どこかの運送会社の人らしいが、
毎年、ぎんなん時期になると、
こうして、とっているということだった。
おじさんは、とても親切なおじさんだった。
私は、「ぎんなん王さま」(王子には見えないからね)
と名付けて、ひそかに、とても感謝した。




さぁ、それから、私は、
落ちているぎんなんを
夢中で拾った。



おじさんが地面に落ちたのを拾わないで
行ってくれたので、
かなりの量、落ちていたのだ。



わぁ〜い
嬉しいな、
嬉しいな…




そして、これが、この木の下で拾った、
ぎんなんたちだ。






おじさんが木の上からとったような、
きれいでプリプリした大きいのではなかったけど、
やや、ばっちかったけど、
それでも、充分拾えたのだった。



そして、これが、
私のぎんなん拾い初体験
となったのだった。




さて、これだけでも拾えて、とても嬉しかったが、
ぎんなんを拾う楽しさをすっかり覚えてしまい、
それなら、家に戻る道々、ぎんなん拾いをして帰ろうと決め、
ぎんなん街道を歩いて帰ることにした。
少し遠回りになるけれど、
そんなことは言ってられないからね。


そして、黙々とぎんなんを拾い続けて、
家に帰った来た。

しかし、帰ってきたら…
相当大変なことになっていた。
ニオイはすごいしね。



この続きはまた明日書きますね。




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